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21 名の大会参加者と大会会長 日髙祥博、大会副会長 田中康夫、実行委員長 阿部和彦(前列左)
21 名の大会参加者と大会会長 日髙祥博、大会副会長 田中康夫、実行委員長 阿部和彦(前列左)

プレスリリース -

「WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX2018」を開催 約34,000人の頂点に輝く!世界一のヤマハ二輪整備士を決める2年に1度のイベント スポーツモデルクラスはカナダ代表、コミューターモデルクラスは台湾代表が優勝

 ヤマハ発動機株式会社は、2002年から開催している世界一のヤマハ二輪整備士を決める世界大会「WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX(ワールド・テクニシャン・グランプリ)」を、10月17日にヤマハ発動機本社で2年ぶりに開催しました。スポーツモデルクラスではカナダ代表のブレット・ハートさん、コミューターモデルクラスでは台湾代表のウー・チャンウェイさんが優勝しました。

 「WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018」(以下、WTGP2018)は、ヤマハ独自の世界統一基準による整備士教育プログラム「YTA 」に合格した認定整備士(ヤマハの二輪取り扱い店であれば誰でも受講可能)が集い、世界一のヤマハ二輪整備士を決める世界大会です。今回は21の地域・国で予選大会が開催され、10月17日は19の地域・国からなる21名の整備士がヤマハ発動機本社へ集結し、世界一のヤマハ整備士が選ばれました。

 今大会は、不具合想定車両での的確な故障診断と修理技術を競う「故障診断競技」と、お客様から点検、修理で預かった車輛を納車する際の結果の説明と純正部品、安全運転等のアドバイスを行いお客様対応力を競う「お客様対応競技」の2種目でサービスの「技」を競い、その総合得点により順位を決定しました。「故障診断競技」では、YDT(ヤマハダイアグノースティックツール:バイクとパソコンを接続し、バイクの不具合箇所を格段に発見しやすくしてくれるヤマハ車両専用に開発された故障診断ツール)を利用して不具合箇所を発見し、エンジンをかけることができるかが、大きなポイントとなりました。今大会では多くの選手がエンジンをかけることに成功し、選手たちのレベルの高さが伝わってきました。「お客様対応競技」では、19の地域・国の言語が飛び交う中、選手は素晴らしい笑顔と、普段から行っているお客様目線の接客姿を見せてくれました。

 ヤマハ発動機株式会社は、WTGPを通じて、二輪整備士により高いモチベーションと、さらなるスキルアップの喚起を促すだけではなく、素晴らしい整備士がヤマハのバイクを扱う整備士であり続けることにより、ヤマハの顧客満足度の向上、さらにはアフターサービスの重要性を数多くの方に知っていただき、二輪業界全体の活性化、二輪整備士の地位向上に貢献します。

<大会結果>

■スポーツモデルクラス

○優勝:ブレット・ハートさん (カナダ代表)

「一生懸命競技し、自分でもよくやったと思っていたが、周りも優秀な整備士ばかりなので、自分が優勝できるとは思わなかったです。優勝できるなんてまるで夢のようです。かなうと思っていなかったので、とても嬉しいです。」

○準優勝
:ダレン・ストウトさん (オーストラリア代表)
○3位
:アラン・シモンズさん (オランダ代表)

■コミューターモデルクラス

○優勝:ウー・チャンウェイさん (台湾代表)

「小さいころからバイクが好きで、父と一緒にしっかり勉強してきた結果だと思っています。父が以前WTGPに出場し2位だったので、自分が父を超えて1位をとれたことはとてもうれしく思っています。」

○準優勝
:アルディ・スリスティヨ・ハリョ・ブラコソさん (インドネシア代表)
○3位
:ディン・カックイさん (ベトナム代表)

■CS賞(Customer Satisfaction)

※お客様のバイクをどれだけ大事に扱っているか、マナーやエチケットがきちんと守ることができているかにより判定

○ジェレミー・リー・タリーさん (アメリカ代表)
○シェック・タジムさん (インド代表)

ブレット・ハートさん(カナダ代表)

ウー・チャンウェイさん (台湾代表)

ジェレミー・リー・タリーさん (アメリカ代表)

シェック・タジムさん (インド代表)

【開催概要】

■大会名称 World Technician Grand Prix 2018
(ワールドテクニシャングランプリ2018)
※通称WTGP2018
■開催日時 2018年10月17日(水)  9:15〜16:40
■会場 ヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市新貝2500)
開閉会式 : コミュニケーションプラザ
競技  : YTAグローバル教育センター

[WTGP2018 エンブレム]

■競技内容
1. 故障診断競技 : 
2. お客様対応競技:
不具合想定車両での的確な故障診断と修理技術
納車時における修理結果の説明
および純正部品の訴求を含めたアドバイス
■競技クラス 2クラス制 (スポーツモデルクラス / コミューターモデルクラス)
■目的 ヤマハ二輪整備士のスキルアップの喚起およびモチベーションの向上による顧客満足度向上を図る。また二輪業界全体の整備士の地位向上を目指す。
■特設サイト ・日本語 : https://global.yamaha-motor.com/business/mc/wtgp2018jp/
・英語 : https://global.yamaha-motor.com/business/mc/wtgp2018en/

※YTAとは
“One to One Service(プロの整備技術でひとりひとりのお客さまとのより良い関係づくり)”を合い言葉に、「世界中のヤマハ販売店で、どこでも均一で高品質なサービスが受けられること」を目的に掲げ、独自の世界統一基準によるサービスマン教育プログラム「YTA(ヤマハ・テクニカル・アカデミー)」を2000年より推進しています。2018年7月現在、すでに46拠点・約34,000人がYTA認定整備士としての資格を有し、各国地域で活躍しています。

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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