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日立がイタリアの鉄道運営会社FERROVIENORD社と2階建て車両50編成の納入を約597億円で締結

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日立がイタリアの鉄道運営会社FERROVIENORD社と2階建て車両50編成の納入を約597億円で締結

 株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールSTS社は、このたび、イタリア共和国(以下、イタリア)の鉄道運営会社であるFERROVIENORD社からCaravaggio型2階建電車50編成を納入する契約を4億5,185万ユーロ(約597億円)*1で締結しました。この契約は2018年に結んだ包括契約*2に基づく3回目の受注です。50編成の内、40編成は1編成当たり5両、10編成は1編成当たり4両で構成されます。これまでにFERROVIENORD社から受注した列車55編成の内、30編成が4両編成のCaravaggio型で(21編成は納入済で営業運転中)、20編成は5両編成のCaravaggio型(2021年12月に納入開始)、5編成はRock型電車です。

 なお、今回受注した車両は、日立のレッジョ・カラブリア工場とナポリ工場で製造され、2022年10月から2024年10月までに納入される予定です。

ロンバルディア州知事Attilio Fontana(アッティリオ・フォンタナ)と市議会インフラ・交通・持続可能モビリティ評議員Claudia Maria Terzi(クラウディア・マリア・テルジ)のコメント

 州の投資は、次第に実を結んでいます。ロンバルディア州が購入した36編成の列車はすでに州の鉄道網で運行されています。全ての調達計画が完了した場合、車両の平均使用期間は12年となり、ロンバルディア州でかつてない新しい車両保有のレベルとなります。この投資は国から引き継いだ最も古い車両との交換になります。そして、私たちはどの州よりも多くの投資をしています。目的は鉄道輸送をより効率的にすることです。新しく、最先端の列車を提供することは、乗車体験を向上させることであり、州によるあらゆる努力はこのゴールをめざしています。

FNM (FERROVIENORD社の親会社)社長Andrea Gibelli(アンドレア・ギベッリ)のコメント

 Trenordの車両更新計画は2017年に始まり、ロンバルディア州の資金と政策のおかげで前進しています。新しい車両は着実に運行投入されており、サービスの質、快適性、持続可能性へ大きく貢献しています。また、新型車両は電力消費量の大幅な削減を実現し、ほぼ全てがリサイクル可能な材料で作られています。

FERROVIENORD社Paolo Nozza(パオロ・ノッザ)のコメント

 私たちはいつも適正で効率的なサービスの提供に努めています。私たちはロンバルディア州が推進している鉄道輸送の改善を目的とした素晴らしい計画の実現に貢献できることを誇りに思います。

日立レール社 Head of Sales & Projects Italy Rolling Stock, Andrea Pepi(アンドレア・ペピ)のコメント

 新型車両のロンバルディア州への導入は、私たちの誇りであり、新しい受注を喜ばしく思います。私たちは、脱炭素戦略に沿って、人々が自家用車から公共交通に乗り換えることを促進する、魅力的な製品を納入することにより、持続可能なモビリティの向上をめざしています。

*1 1ユーロ=132.28円で計算

*2 2018年9月13日付ニュースリリース「日立レールイタリア社がイタリア鉄道会社FNMと2階建て車両の納入に関する包括契約を締結」https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/09/0913.html

■FNM社について

FNM社はロンバルディア州の持続可能なモビリティの主要グループです。人々の移動や環境と経済の持続可能性の最適化のため、モビリティの需要と供給を管理する最先端のモデルの提供することを目的として、鉄道インフラと道路と高速道路の管理を統合して行っているイタリア初の事業者です。FNM社はモビリティ分野でイタリアの非政府系投資家の代表的な存在です。FNM S.p.A.は1926年に証券取引所に上場した会社です。最大の株主はロンバルディア州で、57.57%を所有しています。

FNM社の100%子会社のFERROVIENORD社は、ロンバルディア州の331kmの鉄道路線とミラノ、ブレシア、コモ、モンツァ・ブリアンツァ、ノヴァーラ、ヴァレーゼの5つの路線上の124駅を管理しています。また、FERROVIENORD社は鉄道運行に加えて、路線の保守管理、新技術の導入、改修を行っています。

(参考資料)

ロンバルディア州の計画

今回の契約は、ロンバルディア州が19億5,800万ユーロを投資して222編成の列車を導入する車両更新計画の一環です。2017年に16億700万ユーロを承認、2019年に改訂され(176編成中105編成が2階建て)、2021年3月17日には26編成のCaravaggio型電車(10編成はマルペンサ空港アクセス用、16編成はベルガモ空港アクセス用)及び20編成のDonizetti型1階建電車(2021年3月契約)の合計46編成用に3億5,100万ユーロが追加されました。

■主要技術仕様

二階建、両端運転台、動力分散、3kV電車です。主要データは以下の通りです。

技術と安全

LED照明、Wi-Fi、220VとUSB電源、旅客情報システム、電力消費量測定システム、旅客数カウンター、側方・前方カメラ、遠隔診断、”Anomalous Behavior Detection”高機能監視カメラシステム。ERTMS/ETCS保安システムを搭載し、最高の安全性を実現し、路線の輸送能力を向上させます。

■アクセシビリティと環境への貢献

ドアとプラットフォームの隙間を少なくするための可動式ステップが車両に搭載され、車いすをご利用の方のアクセシビリティが向上します。環境に対する大きなメリットとして、電力消費量を30%削減、騒音の低減、回生ブレーキ、新しい材料の採用による車両の軽量化、高いリサイクル性(96%)と生分解性(95%)があります。自転車置き場と電動自転車用充電ソケットも取り付けられます。

以 上

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■日立製作所について

日立は、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。「環境(地球環境の保全)」 「レジリエンス(企業の事業継続性や社会インフラの強靭さ)」 「安心・安全(一人ひとりの健康で快適な生活)」に注力しています。IT・エネルギー・インダストリー・モビリティ・ライフ・オートモティブシステムの6分野で、OT、ITおよびプロダクトを活用するLumadaソリューションを提供し、お客さまや社会の課題を解決します。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。

詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください

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Hitachi, Ltd.

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