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ヤマハ発動機販売が実施する電動アシスト自転車の安全運転講習会
ヤマハ発動機販売が実施する電動アシスト自転車の安全運転講習会

ニュース -

【ニュースレター】拡大期の今こそ、乗りものメーカーらしい安全運転教育を

自転車の基本的な交通ルールを学び直し

 「自転車に乗るときの基本的な交通ルールも知らずに、これまで毎日使っていました。私が知っているつもりになっていたのは、自動車に関する交通ルールだけだったということに気づきました」
 ヤマハ発動機販売(株)では、警察や関連する各種団体との協力・連携により、電動アシスト自転車の正しい乗り方や扱い方を指導する安全運転講習会を各地で開いています。そうした会場で参加者の皆さんからよく聞くのは冒頭のような感想です。交差点での正しい右折の方法や歩道走行の年齢制限等の知識や認識が希薄だったばかりに、「いままで間違った運転をしてしまっていた」という方が少なくありません。
 こうした現状に、本年度の春の交通安全週間の重点項目には、「自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保」が掲げられました。
 「自動車やオートバイと違って、運転免許を必要としない自転車は、ルールやマナーを学ぶ機会がじつはあまりないのが実情です」と話すのは、ヤマハ発動機販売(株)安全普及推進本部の宮本義信さん。「ですから当社の安全運転講習会では、まず基本的な交通ルールの解説から、丁寧にじっくりと進めるようにしています」と続けます。

自転車の交通ルールを学ぶ参加者の皆さん(高齢者向け講習)

 

使用する人びとや用途はさらに拡大

 電動アシスト自転車の国内需要は、毎年8%前後の伸長を続け、わずか10年間で約2倍にまで膨らみました。その内訳もシニア層から子育て世代のファミリー層、買物や通勤・通学など、お使いいただく人びとや用途が拡がっています。さらに自動車免許を自主返納した高齢者の代替移動手段や中高生の通学、また成長中のe-Bikeによるスポーツ&レジャー領域など、新たな需要も芽生え始めています。
 「だからこそ、講習会などの安全運転普及活動がますます重要になってくると認識しています。たとえば原付バイクの需要が拡大した1980年代には交通事故増加の傾向が見られました。そうした過去の経験値も踏まえながら、電動アシスト自転車をお使いいただく人びとに向けた交通教育をあらためて着実に進めていきたいと考えています」と、宮本さん。
 当社では、お客さまに「正しく」「安全に」「楽しく」「役立つ」ようにヤマハ発動機製品をお使いいただくため、世界各地で安全運転普及活動「ヤマハ・ライディング・アカデミー(YRA)」を展開しています。電動アシスト自転車の安全運転講習会でも、そうした活動で培った豊富な人材やノウハウが活かされています。
 「ヤマハ発動機は、より良い製品をつくると同時に、混合交通における安全運転教育を半世紀以上にわたって積み重ねてきました。乗りものメーカーとして、安全運転教育も高品質であり続けたいと思います」(宮本さん)

拡大するe-Bikeユーザーに向けて、ルールやマナー向上のためのレッスンも実施

 

「電動アシスト自転車の安全運転教育では、知識とスキル、そしてマナーを守るマインドの指導が重要」と宮本さん。内閣府が発表した第11次交通安全基本計画では、2025年までに交通事故死者数の大幅な減少が目標として掲げられ、そのうち13%程度を占める自転車乗車中の事故の減少は特に重要な課題の一つです。当社では、警察や関連団体と連携しながら、ヤマハ発動機らしい安全運転普及活動で課題の解消に取り組んでいます。

(広報グループ: 松尾 薫)

 

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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