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来年からの本格開催を控え、従業員家族を対象に実施した「キッズプログラミング教室」
来年からの本格開催を控え、従業員家族を対象に実施した「キッズプログラミング教室」

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【ニュースレター】空想世界を実現する、その楽しさを伝えたい

メカと制御を行き来する未来人材を

 「私たちが子どもの頃は、ものづくりと言えば機械仕掛けのメカ一辺倒でした。それに対して現在のものづくりのポイントは、メカと制御の組み合わせです。機械と制御、その両方を理解して行き来できるエンジニアが、これからのものづくりを牽引していくのだろうと考えています」(当社コーポレートコミュニケーション部・海野敏夫さん/写真左)
 写真は、当社従業員親子を対象にした「キッズプログラミング教室」の様子です。子どもたちが組んだプログラムでロボットカーが走り、曲り、止まるまでを体験しながら、プログラミングの基礎や楽しさを学びます。講師を務める海野さんは、「来年からは地域のお子さんたちにも参加してもらえるよう、開催準備を進めています」とはりきっています。
 子どもたちは、あらかじめ設定されたコースで速度や距離、曲がる角度を計測し、それらを集計してロボットカーを動かすためのプログラミングを行います。しかし、測定や計算、入力に間違いがなかったとしても、実際の走行では思ったように走らないことが多々起こります。
 「機材のバラつきや小さな誤差の積み重ねがあり、タイヤとコースの摩擦や電池の消耗度も走るたびに変化します。学習やゲームの中では問題なかったとしても、実際にモノを動かすと必ず新たな課題が浮かび上がるんです。メカだけでも、プログラミングだけでもだめ。その難しさと楽しさを感じてもらいながら、メカと制御を行き来できる未来人材育成の入口となる機能が果たせたら嬉しいですね」(同)

うまくいなかい。それでも諦めることなく、何度でもチャレンジ!

 

幅広くプログラミング振興活動を展開

 当社では子どもたちにプログラミングの楽しさを拡げていくために、「キッズプログラミング教室」の他にも幅広い活動を展開しています。
 全国の小学生を対象としたプログラミング大会「ゼロワングランドスラム(ゼログラ)」(主催:一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構)への協賛もその一つ。12月20日からWEB予選がスタートし、ブロック大会を経て、来年3月20日には東京・池袋サンシャインシティで決勝大会が開かれる予定です。また、静岡県が主催するキッズプログラミングの大会や、次世代人材プログラミングキャンプへの協賛も行っています。
 「当社は、モビリティとロボティクスをともに事業として展開する、世界を見渡しても数少ない会社だと自負しています。だからこそ、動くモノと、動かす制御についての難しさやおもしろさ、もちろん可能性の大きさを誰よりも感じています」と海野さん。
 「プログラミングに親しめば、これまで空想していた世界を自分の手で実現することができる。子どもたちにとって、こんなに楽しいことはないはずです。そのおもしろさを伝えていくために、ますます活動を広げていきたい」。そう話してくれました。

12月に開幕する全国小学生プログラミング大会「ゼログラ」に協賛

 

ゼロワングランドスラム(外部サイト)

https://01-grandslam.jp/

 

「キッズプログラミング教室」で講師を務める海野さんは元エンジニア。軸足をメカに持ちながらも、「制御は制御の専門家にお任せということではものづくりが進まず、自分で制御の勉強もし、キャリアも積んだ」という経験を持っているそうです。柔和な顔で、「可能性は無限大。アイデアを拡げれば何でも実現できる。こんなに楽しいことはない」と、参加した子どもたちに熱っぽく語りかけています。

(広報グループ: 奥村 里美)

 

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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