プレスリリース -
新型スクーター「XMAX ABS」を発売 249cm3“BLUE COREエンジン”搭載
ヤマハ発動機株式会社は、“MAXシリーズ”のDNAを継承するスタイリングに新型水冷・4ストローク・249cm3“BLUE COREエンジン※”を搭載したスクーターの新製品「XMAX ABS」を2018年1月25日に発売します。
「XMAX ABS」は“MAXimize, commuting FUNction”をコンセプトに開発しました。時代感と所有感を満たす上質なスタイリングや機敏で軽快な走行性能を持ちながら、快適・実用機能をバランスさせています。主な特徴は、1)“MAXシリーズ”のDNAを継承しながら「XMAX」独自の進化を遂げるパフォーマンスとコンフォートを両立させたスタイリング、2)加速性能と環境性能を併せもった新設計“BLUE COREエンジン”、3)軽量ボディを支える新設計フレームとモーターサイクルタイプのフロントフォークなどによる機敏な走行性能、4)TCS(トラクション・コントロール・システム)など快適な運転をサポートする様々な機能、5)余裕の45Lシート下トランクなど充実した実用機能などです。製造はインドネシアのグループ会社YIMM(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が行います。※BLUE COREエンジン・・・“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想
《企画のねらい》
国内の軽二輪市場では、当社のコンパクトなスクーター「マジェスティS」やスポーツモデル「YZF-R25」が人気を得ていますが、一方で中古の軽二輪250ccスクーターへの人気も根強く、“手頃な価格と余裕の排気量”を求める市場の声を示しています。この背景のなか、今回の「XMAX ABS」は、通勤用途での快適性・実用性・手頃な維持費などのスクーターとしての基本性能に加え、“週末も楽しめる魅力”を兼ね備えたモデルとして開発しました。
《主な特徴》
1.“MAXシリーズ”のDNAを継承しながら、独自の進化を遂げるパフォーマンスとコンフォートを両立させたスタイリング
“MAXシリーズ”の共通アイコンである精悍な2眼ヘッドランプと、前後タイヤの繋がり感を印象づけるブーメラン形状を継承しながら、街で目をひく“XMAX”のXをモチーフとした特徴的なフロントフェイスを備えています。またフロントフェンダーとフロントカウルを繋ぐラインは、モデルの特徴的な機構でもあるモーターサイクルタイプのフロントフォークを強調し高い運動性能をイメージさせます。
2.加速性能と環境性能を併せもった新設計“BLUE COREエンジン”
クラス*1最高レベルの加速性能を照準に新開発した249cm3の“BLUE COREエンジン”を搭載しました。燃焼室と吸気ポートの最適設計、アルミ製鍛造ピストン、DiASilシリンダー、オフセットシリンダーなどにより、高効率燃焼と高い冷却性、ロス低減を図っています。また、このエンジンには剛性に優れた一体式鍛造クランクシャフトを当社軽二輪スクーターとして初めて採用。高い精度によって、プレーンベアリングによるクランク軸受けが可能となり、軽量・コンパクト化とロス低減、メカノイズ低減を達成しました。
※1:当社製軽二輪スクータークラス
3.軽量ボディを支える新設計フレームとモーターサイクルタイプのフロントフォークなどによる機敏な走行性能
強度・剛性バランスに優れた軽量新設計フレームを採用。車両重量では「マジェスティ(JBK-SG20J)」比で9kgの軽量化に繋がっています。またフロントフォークは、当社軽二輪スクーター初となるハンドルクラウンまでフロントフォークが繋がる“モーターサイクルタイプ”のテレスコピック型を採用してキビキビした走りを支えます。減衰力・バネレートを最適化しており、良好なクッション性能とフロント接地感に貢献しています。
4.TCS(トラクション・コントロール・システム)など快適な運転をサポートする様々な機能
様々な路面状況での滑らかな発進性、加速性を支えるためTCSを採用しました。前後輪のセンサーで後輪スピンの兆候を常に検知し、リアホイールの空転が起きないように、点火系と燃料供給量にて出力を補正します。また、調整可能*2なハンドルとウィンドシールドを採用し、快適な乗り心地を支えています。ABSも標準装備としています。
※2:出荷時設定よりハンドルは後に約20mm、ウィンドシールドは上に約50mm移動可能
5. 余裕の45Lシート下トランクなど充実した実用機能
45L容量シート下トランクはLED照明および、滑らかに開閉するダンパー付です。ヘルメット*3を2個、またはヘルメット1個とA4サイズビジネス鞄*3を収納できます。このほか大型で見易いLCD採用マルチファンクションメーター、スマートキーシステム(単押しで音によるアンサーバック機能もあります)、DCジャック等を採用しました。
※3:サイズによって収納できないものもあります
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