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【ニュースレター】「☆☆☆認証」の昼食で社員の健康を支援
スマートミール認証3つ星を取得
「塩分が控えめなのに、味がしっかりしていてボリュームがある」、「野菜が多く、デザートもついていて嬉しい」、「毎日食べ続けることで、健康状態の維持につながっている」――。これらは当社社員食堂の人気メニューの一つ、「健康サポートランチ」に対する社員の皆さんの感想です。食堂の脇に設置された意見箱には、「おいしかった。レシピを公開してほしい」といった要望が寄せられることもあります。
静岡県西部地域には当社の事業所が点在し、それらが付帯する社員食堂では合わせて毎日約1万食もの昼食が提供されています。
「お昼ごはんは社員の皆さんにとって大きな楽しみの一つ。午後からの業務に向けて活力を蓄える時間であると同時に、会社としても従業員の健康増進の大切な要素として注力しています」と話すのは、社員食堂の運営を担うヤマハ発動機ビズパートナー(株)の名倉麻美さん。
2009年から提供を開始した健康サポートランチもそうした取り組みの一つ。昨年9月には健康サポートランチを提供する4つの社員食堂が、日本栄養改善学会等が推進する「スマートミール(健康な食事・食環境)※認証」の最高ランク=3つ星(☆☆☆)を取得しました。
管理栄養士の前田さん(左)と、名倉さん
食事を通じて「健康経営」を推進
「今では1割強の社員が健康サポートランチを選んでくれるようになりましたが、導入したばかりの10年前はわずか30食にも届かなかった」。そう振り返るのは、同メニューの仕掛人の一人でもある同社の管理栄養士・前田直美さん。「そこでアプローチを変えて、『食べたいものを選んだら、それがたまたま健康サポートランチだった』と言っていただけるよう改良を重ねてきました」。その結果、当初女性ばかりだった健康サポートランチのリピーターに徐々に健康志向の男性社員も加わっていき、現在では「全喫食数の約半数を男性が占めている」そうです。
スマートミール認証取得のきっかけとなったのは、経済産業省と日本健康会議が共同で進める認定制度で、当社が「健康経営優良法人2018 〜ホワイト500〜」に認定されたこと。健康経営の機運をさらに加速させていこうと、すでに人気メニューになりつつあった健康サポートランチをスマートミール基準の栄養バランス(たんぱく質、脂肪、炭水化物)に適合させ、今回の3つ星取得に至りました。
「食堂での社員の皆さんの様子を観察していると、メニューを確認せず健康サポートランチの列に並ぶ人が増えてきました。これからも心身が満たされるおいしい食事の提供を通じて、ヤマハ発動機グループの健康経営に貢献していきます」(前田さん)
「毎日、健康サポートランチ」というリピーターも多数
※スマートミール
健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事の総称。厚生労働省の「生活習慣病その他の健康増進を目的とする食事の目安」や「食事摂取基準」を基本に、「健康な食事・食環境」コンソーシアム(日本栄養改善学会/日本高血圧学会/日本肥満学会/健康経営研究所/日本腎臓学会/日本給食経営管理学会/日本糖尿病学会/日本公衆衛生学会/日本健康教育学会/日本動脈硬化学会/日本補綴歯科学会)が認証
当社のイントラネットでもっともアクセス数の多いコンテンツは、昼食の「献立表」だそうです。つまり、働く人びとにとって食事はそれだけ大きな楽しみであり、関心事でもあります。各食堂では、健康意識の高まりを反映して、丼ぶりや麺類といった人気メニューと並んで、「健康サポートランチ」の列が日増しに長くなっています。 (広報グループ: 奥村 里美) |