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ヤマハ主要チーム体制とライダープロフィール

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ヤマハ主要チーム体制とライダープロフィール

 ヤマハ発動機株式会社は、基本方針となる「ブランド価値の向上」、「市販車への技術フィードバック」、「モーターサイクルレースの健全なる普及」を目的に、世界各地でレース活動に取り組んでいます。

 2019年は、MotoGP世界選手権でマーベリック・ビニャーレス選手がランキング3位、バレンティーノ・ロッシ選手がランキング7位を獲得したほか、全日本ロードレース選手権JSB1000、MotoAmericaスーパーバイク、AMAスーパークロス選手権250SX WEST、アジアロードレース選手権スーパースポーツ600、アンダーボーン150でチャンピオンを獲得。数多くの勝利とともに世界中の人々と感動を共有しました。
 また2015年以来、ロードレースを中心に取り組んできた人材育成では、アジアや欧州の若手ライダーが、欧州の主要レースで成長を遂げ次のステップへと進みはじめており、着実にその成果が現れています。

 2020年もこれまで同様、世界各地の主要レースで活動を継続し勝利を目指しながら、同時に次代を担う若手の育成やレース文化の醸成に取り組み、ブランドスローガン“Revs your Heart”の具現化を目指します。

 

■ ロードレース

 MotoGP世界選手権(MotoGP)は、ファクトリーチームの「Monster Energy Yamaha MotoGP」から、昨年、2勝を含む7度の表彰台でランキング3位となったマーベリック・ビニャーレス選手と、2度の表彰台を獲得しランキング7位となったバレンティーノ・ロッシ選手が参戦します。
 2019年のトップサテライトチームを獲得した「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」からは、7度の表彰台に立ちランキング5位を獲得してルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたファビオ・クアルタラロ選手と、MotoGPで自己最高のランキング10位となったフランコ・モルビデリ選手が参戦。4人は「YZR-M1」を使用し、ライダーチャンピオンをはじめ、コンストラクター、チームの三冠獲得を目指します。

 スーパーバイク世界選手権(WSBK)には、「Pata Yamaha WorldSBK Official Team」が参戦。ライダーは昨年、スーパーポールレースを含め優勝1回、2位4回、3位3回という成績でランキング4位となったマイケル・ファン・デル・マーク選手に加え、シーズン後半に初優勝を飾るなどランキング5位となったトプラック・ラズガットリオグル選手を迎えた新体制で参戦します。
 また「GRT Yamaha WorldSBK Junior Team」は、2019年、スーパースポーツ世界選手権でランキング2位のフェデリコ・カリカスロ選手と、MotoAmericaのスーパーバイクでランキング3位となったギャレット・ガーロフ選手という新体制で臨みます。
4人のライダーは、次世代“R”デザイン採用など、マイナーチェンジを行った2020年型の「YZF-R1」を使用し、当社にとって2009年以来となるチャンピオンを目指します。

 2019-2020シーズンの世界耐久選手権(EWC)には、2018-2019シーズンにランキング4位となった「YART Yamaha Official EWC Team」が「YZF-R1」で参戦します。ライダーはニッコロ・カネパ選手、マービン・フリッツ選手に、カレル・ハニカ選手を加えた新体制となります。2019年に2戦が行われ、開幕戦のボルドール24時間耐久レースはリタイアとなりましたが、初開催となった第2戦セパン8耐で優勝。ランキングは4位につけており、残り3戦での逆転チャンピオンを目指します。

 MotoAmerica AMA/FIM北米ロードレース選手権(MotoAmerica)には、「Monster Energy/Attack Performance/Yamaha Racing」が最高峰のスーパーバイクに参戦します。ライダーは昨年、2015・16・18年に続き4度目のチャンピオンに輝き、今年は三連覇を目指すキャメロン・ボビエ選手と、2015年のMotoAmericaスーパーストック1000のチャンピオンで、近年はWSBKやMotoAmericaに参戦していたジェイク・ガニエ選手が、2020年型の「YZF-R1」で参戦します。

 当社の技術開発と人材育成の重要拠点である全日本ロードレース選手権は、最高峰のJSB1000に「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と、ユースチームの「YAMALUBE RACING TEAM」が参戦します。
 ファクトリーチームは昨年、JSB1000で通算9度目のチャンピオンに輝いた中須賀克行選手と、11度の表彰台で自己最高のランキング3位となった野左根航汰選手が、ファクトリー仕様の「YZF-R1」で参戦。中須賀選手はV10、野左根選手は初のチャンピオンを目指します。
ユースチームは、昨年のランキング10位、JSB1000で3年目を迎える前田恵助選手が2020年型の「YZF-R1」で、さらなるステップアップを目指します。

 アジアロードレース選手権(ARRC)は、アジアスーパーバイク1000(ASB1000)に、チームチャンピオンとなった「YAMAHA RACING TEAM ASEAN」が参戦します。ライダーは、昨年、優勝3回などの活躍でランキング2位となったブロック・パークス選手と、6度の表彰台でランキング5位となった伊藤勇樹選手が、2020年型「YZF-R1M」で出場します。
 またASB1000を含め、スーパースポーツ600(SS600)やアジアプロダクション250(AP250)、アンダーボーン150(UB150)には、当社のグループ会社等が運営するチームが参戦。昨年はSS600、UB150でチャンピオンを獲得しましたが、モータースポーツへの関心が高まるアジアにおける当社のプレゼンスをさらに向上するため、今年もサポートを継続し、各クラスでのチャンピオン獲得を目指します。

 人材育成については、2016年以来、バレンティーノ・ロッシ選手が主宰する「VR46 Riders Academy」とともに、若手人材の育成プロジェクト「Yamaha VR46 Master Camp」を行い、これまでアジア・欧州を中心に15カ国、のべ41人のライダーが参加してきました。
 その中から、よりハイレベルなカテゴリへステップアップするライダーが着実に増えており、昨年のARRCのSS600チャンピオンであるピラポン・ブーンレット選手(タイ)と、継続参戦となるケミン・クボ選手(タイ)がCEVヨーロッパ選手権Moto2に挑戦。スーパースポーツ300世界選手権にフル参戦してきたガラン・ヘンドラ・プラタマ選手(インドネシア)と、アンディー・ヴェルドーヤ選手(フランス)が、スーパースポーツ世界選手権にステップアップするなど、さらなる成長を目指して活動しています。
 なお、5年目を迎える「Yamaha VR46 Master Camp」は、今年も2回の実施を予定しており、グループ会社らのレース活動と連携しながら、世界に通用するタレントの発掘・育成を続けます。

 

「Yamaha VR46 Master Camp」の過去の活動は、特設サイトにてご覧いただけます。

https://race.yamaha-motor.co.jp/sp/vr46ra/jp/

 

■ モトクロス/スーパークロス

 モトクロス世界選手権の最高峰クラスとなるMXGPには、「Monster Energy Yamaha Factory MXGP」から、昨年、ランキング2位を獲得したジェレミー・シーワー選手に加え、ランキング4位のゴーティエ・ポーリン選手、ランキング5位のアーヌー・トヌス選手という3人体制で参戦します。マシンは2020年型の「YZ450F」を使用し、2015年以来となるチャンピオンを目指します。
 MX2には「Monster Energy Yamaha Factory MX2」から、昨年のランキング3位であるヤゴ・グリーツ選手と、ランキング10位のベン・ワトソン選手が継続参戦します。マシンは2020年型の「YZ250F」です。

 1月4日に開幕したAMAスーパークロスは、最高峰の450SXに「Monster Energy/Yamaha Factory Racing Team」から、昨年のランキング13位であるジャスティン・バーシア選手と、ランキング16位のアーロン・プレシンジャー選手が2020年型「YZ450F」で参戦しています。
 東西のエリアごとに開催される250SXには、「Monster Energy/Star/Yamaha Racing」から、西地区にディラン・フェランディス選手とジャスティン・クーパー選手、東地区にシェーン・マクエラス選手、コルト・ニコルズ選手が2020年型「YZ250F」で参戦します。

 5月に開幕するAMAモトクロスには、最高峰の450MXに「Monster Energy/Yamaha Factory Racing Team」からスーパークロスと同様、バーシア選手とプレシンジャー選手が2020年型「YZ450F」で参戦します。また250MXは「Monster Energy/Star/Yamaha Racing」から、フェランディス選手、クーパー選手、マクエラス選手、ニコルズ選手に加え、タイ・マスタープール選手の5人が2020年型「YZ250F」で出場します。

 全日本モトクロス選手権は、最高峰のIA1にファクトリーチームが復活。「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から、2016年から4年間にわたりAMAモトクロスの450MXに参戦してきた富田俊樹選手と、2017年にIA2のチャンピオンを獲得、2018年から2年間、同250MXに参戦してきた渡辺祐介選手が出場します。マシンは2020型「YZ450F」をベースにモディファイしたファクトリーマシン「YZ450FM」とし、2011年以来のIA1チャンピオン獲得に挑みます。
 IA2は、若手育成を担うユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM withレーシングチーム鷹」から、昨年、IBOPENでチャンピオンを獲得した国際A級ルーキーの中島漱也選手を新たに起用し、トップライダーを目指した育成を進めます。
また、2019年に全日本モトクロス選手権IA2でランキング4位を獲得した鳥谷部晃太選手が、今年からオーストラリアモトクロス選手権のMX2に「Yamalube Yamaha Racing」から参戦します。

 

■ トライアル

 全日本トライアル選手権は、最高峰の IAスーパーに「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から、昨年、ランキング3位となった黒山健一選手がファクトリーマシンの「TYS250Fi」で参戦します。また同クラスに「TEAM FwO with YAMALUBE」からランキング2位の野崎史高選手、「Victory」からランキング8位となった久岡孝二選手が、それぞれ「TYS250Fi」で参戦します。

 

2020年主要ヤマハチーム ※2020年2月7日現在

■ロードレース

 

■モトクロス/スーパークロス

 

■トライアル

 

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ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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