プレスリリース -
“Neo Retro”ロードスポーツ「XSR700 ABS」を新発売 “オーセンティック”なスタイリングに688cm3水冷2気筒エンジンを搭載
ヤマハ発動機株式会社は、“オーセンティック”なスタイリングに水冷・4 ストローク・直列2 気筒DOHC・688cm3・270 度クランクエンジンを搭載し、欧州でも人気のロードスポーツモデル「XSR700ABS」の日本仕様を11 月6 日より発売します。
「XSR700 ABS」は“Urban Casual Retro-ster”をコンセプトに開発しました。「MT-07」をベースモデルとしながらも、オーセンティックな外観、街中もリラックス&カジュアルに楽しめる性能、カスタマイズの可能性を想起させるボディ構成を調和させたモデルです。
主な特徴は、1)ホリゾンタルスタイルを踏襲したボディライン、2)タンクサイドカバーやフロントフェンダーステーなどへのアルミパーツの織り込み、3)水冷2 気筒688cm3“クロスプレーン・コンセプト※”エンジンの搭載、4)カジュアル&スポーティな走りを支えるディメンション、5)カスタマイズを想起させる独立した構成のパーツ類などです。カラーリングは、ガレージビルド感を表現する「マットグレーメタリック3」と、ヘリテージ゙モデルをリスペクトする「ダルレッドメタリックD」の2 色設定です。
※クロスプレーン・コンセプト:<ライダーのスロットル操作に対しリニアなトルクを創出すること>を求める設計思想。
《企画の狙い》
2016年の国内二輪市場(401cc以上)において、レトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを合わせもった当社の「XSR900 ABS」が人気を得ていますが、同時に「MT-07」も支持を得ており、手頃な600~700ccクラスへの人気を示しています。今回の「XSR700 ABS」は、定評のある「MT-07」のコンポーネントをベースに、オーセンティックな外観、街中もリラックス&カジュアルに楽しめる性能、カスタマイズの可能性を想起するボディ構成などをバランスさせるモデルとして開発しました。
《主な特徴》
1.ホリゾンタルスタイルを踏襲したボディライン
水平基調をモチーフとしたボディラインを採用しました。「XSR900 ABS」同様、ヘッドランプからタンク、シートまで連続する滑らかなライン構成として、ピュアかつシンプルな構造により、オーセンティックな雰囲気を伝えます。
2.各部へのアルミパーツの織り込み
多彩なアルミパーツを織り込み、素材感を強調、ヘリテージモデルとしての佇まいを表現しました。アルミ製のタンクサイドカバーは、表面カーブに微妙な変化を持たせ、ニーグリップの絞り込み部も滑らかな面構成で仕上げています。その他、ヘッドランプステー、ラジエターサイドカバー、フロントフェンダーステー、ハンドルなどにアルミ材を採用。ヤマハデザインが目指すCMFG(カラー、マテリアル、フィニッシュ、グラフィック)デザインを象徴するところです。さらにヘッドランプ、メーター、テールランプ、マフラーエンドは普遍的な形状である“サークル”をモチーフに、機能をデザイン要素として表現しました。またサイドカバー、フロントフェンダーステーにはサークル型の肉抜き加工を施しガレージビルドのような軽量感を持たせました。
3.水冷2気筒688cm3“クロスプレーン・コンセプト”エンジンの搭載
「MT-07」に搭載され定評のある“クロスプレーン・コンセプト”に基づいたエンジンを搭載。実用域で使用頻度の多い回転域(3,000~6,500r/min)での粘り強いトルクとのバランスを主眼に開発したエンジンです。とくに 4~6 速使用時に粘り強い特性を発揮、ミッションレシオの効果が相まって扱い易さ、楽しさ、コントロール感に繋がっています。
4.カジュアル&スポーティな走りを支えるディメンション
リラックス&カジュアルな走りにフィットするアップライトなライディングポジションとしました。アルミ製ハンドルはワイドな740 mm幅、フィット感あるシートおよびヒップポイント/ハンドル高とのバランスで、リラックスした姿勢ながら優れたハンドリングを支えます。
5.カスタマイズを想起させる独立した構成のパーツ類
サイドカバー、センターカバー、メーター、前後フェンダーなどもそれぞれシンプルかつ独立した構成として、ドレスアップ時の容易性を配慮しました。その他、リアフレームをボルトオン式とした軽量バックボーン型フレームを採用しました。リラックス&カジュアルな走りを支え、またカスタマイズ時の整備性にも役立ちます。
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