プレスリリース -
ボート周辺機器メーカー2社の取り込みと新会社設置について 総合マリンビジネスの確立と成長戦略の推進を図る
ヤマハ発動機株式会社は、このたび、ボート用燃料タンクなどのプラスチック製品を製造・販売する米国企業Kracor(クレーコー)社の事業譲渡を受けるとともに、走行時のボートの姿勢制御を行うトリムタブ等を製造・販売する米国企業Bennett Marine(ベネットマリン)社を買収しました。
また、これらの資産を取得するため、Yamaha Marine Systems Companyを設置しました。
当社は、現中期経営計画(2016-2018年)の成長戦略の1つとして「マリン・世界3兆円市場への挑戦 -システム・サプライヤーとして強固なNo.1ブランド-」を掲げており、このたびのボート周辺機器メーカー2社の取り込みと新会社設置はその一環です。
エンジンと燃料タンク、トリムタブをシステムで繋ぐことで、最適な姿勢制御による快適性、燃費性能の向上などお客さまへのメリットを提供できるとともに、当社のボートシステムの先進機能開発における品質・開発スピードの向上が期待できます。またボートビルダーに対しては船外機と周辺システム機器のパッケージングでの供給が可能となり、ボートの付加価値向上に一層貢献します。
当社は、今後も成長戦略推進のため、マリン事業に限らず、積極的に他社との提携や買収等のM&Aを活用し、「ひとまわり・ふたまわり大きな『個性的な会社』」を目指します。
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