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モトクロス競技用「YZシリーズ」6機種の2019年モデルを発売 「YZ250F」「YZ85/LW」はエンジン・車体を一新し戦闘力を向上

プレスリリース   •   2018年06月07日 11:00 JST

「YZ250F」                      「YZ85LW」

 ヤマハ発動機株式会社は、84cm 3〜449cm3の排気量を揃えた、モトクロス競技用モデル「YZシリーズ」の2019年モデル6機種を8月28日より発売します。

 フルモデルチェンジを行う「YZ250F」は、1)レスポンスが良くパワフルで扱い易い新設計エンジン、2)ハーフクラッチ時の優れたタッチを可能とした大容量クラッチ、3)新設計フレームの採用などによる走破性の向上、4)レース中に効果を発揮するエンジンマップ切替機能&軽量セルフスターターの採用、5)スマートフォンなどでユーザー自身がきめ細かいエンジンセッティングを可能とする新パワーチューナーの搭載などにより戦闘力を向上させました。

 水冷2ストローク84cm 3エンジン搭載の「YZ85」「YZ85LW」は、1)パワーフィーリングに優れたYPVS(ヤマハパワーバルブシステム)搭載の新設計エンジン、2)近年のコース傾向やライディングトレンドに対応したサスペンションセッティング、3)新ブレーキホース、ウェーブタイプのブレーキディスク採用によるブレーキ性能の向上、4)ポジション調整可能なアルミ製テーパー型ハンドルなどによりポテンシャルを向上させました。なお「YZ85LW」は「YZ85」をベースに前19、後16インチタイヤを装着したモデルです。

 昨年フルモデルチェンジを行った最大排気量のトップエンドモデル「YZ450F」は、フロント周りの剛性向上を中心に細部の熟成を図りました。 
 「YZ250」「YZ125」は、上位モデルとのリレーションを図ったカラー&グラフィックデザインを採用しました。
 なお、本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2018年6月7日から12月9日の期間限定で予約の受付を行い販売します。

《 2019年モデル「YZ250F」主な特徴 》

1)レスポンスが良くパワフルで扱い易い新設計エンジンの搭載

 新設計のアルミ鍛造軽量ピストンを採用し、高回転域での性能向上、軽量化、ロス低減を実現しました。バルブリセスを深くとるなど独自の加工を追加することにより、圧縮比の安定化を図り、優れたパワー特性に貢献します。加えて、優れた吸入効率を得るために吸気側カムプロフィール(ワーキングアングルの変更、バルブリフト量拡大)の最適設計などを行いました。その他、新仕様のカムチェーンガイド&テンショナーの採用や、軽量設計のトランスミッションとシフトカムなどを採用しています。

2)ハーフクラッチ時の優れたタッチを可能とした大容量クラッチ

 エンジンのパワーアップにあわせ、クラッチは現行車に対して約7%外径を拡大させた大容量クラッチを採用し、パワー感を向上させ、かつ高い信頼性を確保しました。また、プッシュレバーのボトムにはニードルベアリングの採用などハーフクラッチ時を含め、優れた操作性と軽い操作感を実現しています。

3)新設計フレームの採用などによる走破性の向上

 新たに「YZ450F」と共通プラットフォームとなるバイラテラルビーム・フレームを採用しました。これにより、従来比で縦、横、捻れの剛性を平均約15%向上させています。剛性バランスのポイントとなるエンジン懸架ブラケットは、材質・形状・肉厚・位置などをミリ単位で精査。アルミとスチールを使い分け、かつ搭載角の最適化を施し、出力特性にマッチする強度剛性バランスと、しなやかさを持たせています。

4)レース中に効果を発揮するエンジンマップ切替機能&軽量セルフスターターの採用

 レース中の再始動性を向上させるためセルフスターターを新採用しました。電源には軽量リチウムイオンバッテリーを搭載しています。セルフスターターモーターは車両中央に寄せて配置、重量バランスをとりつつ、軽量・コンパクト化を果たしています。また、ハンドル左側には、エンジンマップの切り替えが可能な「モードスイッチ」を設けました。2種のエンジンマップを選択でき、レース中の状況変化に応じ走行中の切り替えも可能です。

5)スマートフォンなどでユーザー自身がきめ細かいエンジンセッティングを可能とする新パワーチューナーの搭載

 新パワーチューナーにより、セッティング機能が大きく向上。専用アプリケーションをダウンロードしたスマートフォンなどを操作することで、エンジンセッティングを行うことが可能です。エンジンマップを格子で示す「スロットル開度(%)」「回転数(r/min)」のポイントは、従来モデルの3×3から4×4に細分化、かつ、わかり易くビジュアルで表示します。また、各ポイントに設定できる値も任意で選択可能。それにより、狙いの回転域でのきめ細かなセッティングが可能となりました。その他にも、レースログや故障診断、リアルタイムでの車両状況チェックモニター、データのバックアップ機能も備えています。

※写真は海外仕様を撮影した画像です。仕様が一部国内とは異なる場合があります。

《 2019年モデル「YZ85」「YZ85LW」主な特徴 》

1)パワーフィーリングに優れたYPVS搭載の新設計エンジン

 YPVS(ヤマハパワーバルブシステム)搭載の新設計水冷2ストローク84cm エンジンを採用しました。YPVSは、排気ポートに設けたバルブがエンジン回転数に応じて作動し、中〜高回転域のトルクの谷を解消するヤマハ独自の機構で、扱い易いトルク特性に貢献します。その他に、樹脂製リードバルブや、良好な整流効果を引き出す新採用のスペーサーにより、優れたレスポンスを支えます。また、新作チャンバーはテーパー角度などを最適なものとし、良好な脈動を確保しました。

2)近年のコース傾向やライディングトレンドに対応したサスペンションセッティング

 特殊加工を施したワンピース構造のアウターチューブを新採用。近年のライディングトレンドに合わせてセッティングを最適化しました。アウターチューブは、フレームとの剛性バランスを整えるため、ワンピース構造化と共に高剛性化を図っています。インナーチューブは従来同様のφ36mm、ホイールトラベルも従来同様の275mmを確保し、優れた減衰感と接地感を獲得しています。セッティングは、YZ85/YZ85LWそれぞれ専用のセッティングとしています。

 また新作のフォークガードを採用し、様々なコースでのロバスト性を追求。ステムシャフトも新たにアルミ製とし、大幅な軽量化によりハンドリングの軽快感を向上させました。

3)新ブレーキホース、ウェーブタイプのブレーキディスク採用によるブレーキ性能の向上

 ブレーキのディスク径はフロントΦ220mm、リアΦ190㎜です。このディスク径と最適なバランスを取るよう、剛性に優れ膨張率の少ないブレーキホースにすることで、効力に応じ、かつタッチに優れ、力強い製動力を生みだします。剛性バランスを高めたフロントフォークも相まって、制動時の高い安定感を実現。また、ホースの全長を短縮したことで取回しや整備性を高めています。なお、前後ともウェーブディスクブレーキとしました。

4)ポジション調整可能なアルミ製テーパー型ハンドル

 軽量で強度に優れたアルミ鋳造製ハンドルクラウンを採用、ハンドルバーもアルミ製のテーパー型としました。ハンドル位置は、ハンドルホルダーの向きと取り付け位置を変えることで、ライダーの成長に合わせて、前後4段階、最大27mmのポジション調整が可能です。

※写真は海外仕様を撮影した画像です。仕様が一部国内とは異なる場合があります。

*こちらは、報道関係者の方にヤマハ発動機の広報資料をご覧いただくための配信です。
資料・素材を報道目的以外に転送・使用する事はご遠慮願います。

※フィーチャー画像は一部海外仕様を撮影した画像です。仕様が一部国内とは異なる場合があります。

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