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「NIKEN」
「NIKEN」

プレスリリース -

新型Leaning Multi Wheel 「NIKEN」を発売 “リラックス&エキサイトメント”を提唱する前2輪のモーターサイクル

 ヤマハ発動機株式会社は、845cm 3水冷・直列3気筒エンジン搭載のLMW※1新製品「NIKEN(ナイケン)」を受注生産にて発売します。全国の「NIKEN」取扱店※2にて本日より予約の受付を開始します。

 「NIKEN」は、進化したLMWテクノロジー ※3が生み出す、安定感に支えられたコーナリング性能と長距離でも快適に過ごせる上質なクルージング性能を両立させた次世代LMWです。

 「TRICITY」にも採用しているLMWテクノロジーに、専用開発した“新ステアリング機構”を採用することで、LMWならではの安定感のみならず、スポーティーで滑らかな旋回性や自然な操舵性を実現しました。
 また、安定感に加え、各種制御技術の投入により、長距離ツーリングでもリラックスして走ることができ、走行中だけでなく目的地に到着した後も、より楽しむことができるモデルです。
 デザインは、独自のメカニズムを活かした、かつてない走りを予感させる斬新かつ未来的なスタイルで“攻めのLMW”を表現し、上質と性能を両立させました。

※1:LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称、商標登録第5646157号。

※2:「NIKEN」取扱店=専用カリキュラムを受講した、「NIKEN」の予約の受付・販売およびアフターサービスを行う販売店。

※3:LMWテクノロジー=パラレログラムリンクを用いたサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感の両立に貢献する技術。

■LMWテクノロジー実証テストに関するWebページ

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/lmw/technology/

■「NIKEN」取扱店に関するWebページ

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/

【主な特徴】

1)自然なハンドリングを生む新ステアリング機構

 スポーティな旋回性と安定感を両立させるため、「TRICITY」の機構を進化させた新ステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ ※4」を採用、それにより、自然な操舵感、リーン特性をもたらします。また、外側片持ちフロントサスペンション(倒立式/タンデムフォーク)、410mmトレッド、2軸ステアリング機構により、45度のバンク角を実現。また2軸ステアリング機構は、約50:50の理想的な前後重量配分をもたらし、優れたハンドリングにも貢献しています。

※4:LMWアッカーマン・ジオメトリ=リーンし、なおかつ内外輪差が生まれるフロント2輪が、常に旋回方向を向く設計を成立させ、同心円を描く滑らかな旋回が可能とするヤマハ独自の構造のこと。

2) 優れたハンドリングを支えるハイブリッド・フレームとディメンション
 フレームは工法と材質(アルミ&スチール)を使い分けたハイブリッド・フレームを採用。リアアームは優れた剛性・強度バランスをもたせるため、アルミ鋳造+パネル溶接としました。ディメンジョンもトレッド、キャスター、リアアーム長などを整え、優れた旋回性を実現しました。

3)「NIKEN」専用開発、15 インチ V レンジフロントタイヤ
 スポーツバイク並みのハンドリングと優れた走行性能を発揮するため、「NIKEN」専用120/70 R15の V レンジタイヤをフロントに採用。タイヤメーカーと共同開発しており、優れたグリップ性、耐摩耗性、ウエット性能が特徴です。

4)新メカニズムを活かした独創的なスタイリング
 スタイリングは、“New Type of Agility & Controllability”をコンセプトとしました。フロント2輪とタンデムフォークのフロントサスペンションをタイヤの外側に配置した新メカニズムの組み合わせを活かした、コントラストの強いシルエットにより、スポーティな運動性能を視覚化、上質でエキサイティングな走りを予感させるスタイルとなっています。カラーリングは、上質感あるダークグレーメタリック色を基調に、ヤマハレーシングスピリットを示すブルーをホイールなどに配し、“攻めのLMW”を表現しました。

5)クランク慣性モーメントを最適化したエンジン、粘り強いトルクを引き出す FI セッティング
 845 cm³水冷 4 ストローク・直列3気筒・FI(YCC-T ※5)の軽量エンジンを搭載しました。現行の 「MT-09」用エンジンをベースに、クランク慣性モーメントの最適化(「MT-09」比 18%増)、およびFI セッティングにより、スポーティかつマイルドな操作性を生み出しています。
 また、スポーティな走りに応えるべく、トランスミッションには「YZF-R1」と同じ、強度に優れた素材を採用しました。

※5:YCC-T(Yamaha Chip Controlled Throttle)=ヤマハ電子制御スロットル

6)ストレスが少ない、リラックスツーリングを支援する数々のフィーチャー
 唐突なエンジンブレーキの発生を解消するアシスト&スリッパークラッチや、シフトアップ操作を支援するクイックシフトシステム、3つのエンジン特性を選べるD-MODE(走行モード切替システム)、スムーズな走行性を支えるトラクションコントロールシステム、高速道路走行時の疲労度の低減に貢献するクルーズコントロールなどを装備しています。

「NIKEN」主要仕様諸元

*1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。

*2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。

*3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

「NIKEN」フィーチャーマップ

「NIKEN」をライディング中の代表取締役社長 日髙 祥博

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