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火ノ玉ジャパンの杉村英孝選手(左)と廣瀬隆喜選手

ニュース -

【ニュースレター】「ボッチャ」の魅力をより多くの人びとに

大舞台で100%の力を発揮してほしい

 「ボッチャは、老若男女が手軽に楽しめるスポーツ。道具や場所といった制約をあまり受けず、障がい者も健常者も一緒になって少人数で楽しめることが大きな魅力だと感じています」。そう話すのは、当社JWビジネス部の鶴田翔平さん。一方で、「トップ選手たちは驚くほど高度な技術や戦術で世界と戦っています。この競技への理解を深めるたびに、その奥深い魅力をあらためて感じています」と続けます。
 今年9月、当社では(一社)日本ボッチャ協会とゴールドパートナー契約を結び、ともに競技の普及・振興に努めていくことになりました。具体的にはボッチャ日本代表(火ノ玉ジャパン)に電動車いす製品「JW」を提供するほか、必要に応じて強化合宿や国際大会等にも同行し、部品供給やメンテナンスサービスなどの支援を行う予定です。
 「ボッチャに適した車いすというのは、世界的にもまだ確立されていないと言われています。だからこそ発展の余地があり、私たちもきっとお役に立てる」と技術開発を担当する野村真志さん(JWビジネス部)。「選手や指導者の皆さんとともに知見を積み上げ、大舞台で100%の力を発揮していただけるよう努力していきたい」と意気込んでいます。

選手を招いての体験会等、社内でも普及活動を実施

 

車いすユーザーの皆さんの「世界を広げたい」

 当社と日本ボッチャ協会の接点が生まれたのは約3年前。(公財)ヤマハ発動機スポーツ振興財団(YMFS)が主催した「障がい者スポーツ選手の発掘・育成」をテーマにしたシンポジウムの会場でした。
 「(パネリストとして参加していた)強化指導部長の村上光輝さんにお話を伺って、代表選手たちが日常生活のパートナーである電動車いすを競技にも使用していることや、特に海外遠征時の搬送等で困っていることなどを知りました」と野村さん。以来、相互交流を繰り返す中で理解と関係を深め合い、より体系的な支援を実現していこうと、今回のパートナーシップ締結へとつながっていきました。
 「先日、日本代表の強化合宿に参加してきました。選手によって障がいの部位や重度、プレースタイルなどが異なりますから、カスタマイズやセッティングの要望もさまざまです。そうした選手の皆さんの言葉から、製品開発に反映できそうな気づきやヒントも見つけています」
 2020年は、ちょうど当社電動車いす事業の25周年に当たり、ボッチャの普及・振興につながるイベント等も計画中。「JW製品を通じて私たちが提供したいのは、車いすユーザーの皆さんの『世界を広げること』です。ボッチャという魅力的なスポーツの発展は、そうした願いにも通じるものと考えています」(鶴田さん)

企業対抗ボッチャ大会に当社チームも出場

 

(リリース)日本ボッチャ協会とのゴールドパートナー契約を締結

https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/1002/boccia.html

 

パートナーシップ契約以前から、当社にはボッチャ競技を盛り上げていこうという機運が広がりつつありました。社員を対象とした体験会の開催や、社員チームを結成しての「企業対抗ボッチャ大会」出場など、いま、社内にもボッチャの理解者・体験者が増えつつあります。

(広報グループ: 奥村 里美)

 

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