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県内72校で「ラグビー授業」を実施

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【ヤマハ発動機ニュースレター】静岡県で「ラグビー授業」がスタート!

きっかけは前監督の清宮克幸さん

 9月20日に開幕を迎える「ラグビーワールドカップ2019日本大会」。全国12の開催都市では、大会を盛り上げ、世界から集まるファンを笑顔で迎えようと、地方色を活かしたさまざまな取り組みが進められています。その一つ、日本対アイルランドをはじめ4試合のカードが組まれている静岡県(エコパ)では、県内の小中学校すべてを対象にラグビー教本を使った授業や学校行事が始まっています。
 きっかけを作ったのは、当社ラグビー部、ヤマハ発動機ジュビロの前監督である清宮克幸さん。静岡県知事の諮問会議「地域自立のための『人づくり・学校づくり』実践委員会」で清宮さんが提案し、ラグビー教本「なるほど!はじめてのラグビー 〜ラグビーが教えてくれたこと〜」が完成しました。当社も教本の制作に協力したほか、ラグビーの授業や行事が行われる小中学校に「静岡県ラグビー大使」として現役の選手を派遣し、児童・生徒と直接触れ合いながら、競技の魅力やトッププレーヤーとしてのさまざまな経験を伝えています。

ラグビー教本「はじめてのラグビー」(発行:静岡県)

 

1選手あたり4〜6回の授業を担当

 「ワールドカップは特別なイベント。開催都市・静岡で活動するチームの責任として、大会の成功のために最大限の支援・協力をしたい」と話すのは、当社ラグビー部の普及担当、遠藤広太さん。「授業が行われる5〜6月は、(チームにとって)6月22日に開幕するトップリーグカップ戦前の大切な時期。それでも選手たちは子どもたちに会いに行くことをとても楽しみにしています」
 当社ラグビー部の所属選手は、現在、外国人選手7人を含む総勢47人。練習や業務の合間を縫いながら、東は伊豆から西は浜松まで全選手が手分けをして「静岡県ラグビー大使」を務めます。授業の受け持ちは、小中学校合わせて72校。選手一人あたり4〜6回の訪問となる計画です。
 「こうしてチーム一丸の支援が実現できるのも、日常的に選手たちが地元での普及活動に積極的に参加しているからだと思います。『ラグビーの魅力を伝えたい』という思いが非常に強いチームですし、会社も理解を示してくれているのもありがたい」(遠藤さん)
 ワールドカップの開幕まで、残りおよそ4か月。「地元の盛り上げはこれからが本番!」と、選手・スタッフたちは小中学校での授業に加え、地域のさまざまな関連イベントにも参加して精力的にPR活動を行っています。

 

ヤマハ発動機ジュビロ 公式サイト

https://rugby.yamaha-motor.co.jp/

 

「ラグビー授業」には、7人の外国人選手たちも全員参加する予定。通訳をあえて帯同させていないのは、「それが児童・生徒にとって、また選手にとっても良い経験になるだろうと考えるから」(遠藤さん)。ワールドカップの開催都市にふさわしい、国際色豊かな楽しい授業になりそうです。

(広報グループ: 奥村 里美)

 

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