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部門の垣根を超え、自由闊達な交流をする若手社員たち
部門の垣根を超え、自由闊達な交流をする若手社員たち

ニュース -

【ニュースレター】「未来のヤマハ」の最前線、その順風な船出

2030年を見据えた先進技術を強化

 JR新横浜駅から徒歩7分。開所から丸1年が経過した「ヤマハモーターアドバンストテクノロジーセンター(横浜)」(以下YMAT)のオフィスは、約40名の従業員で活気に溢れていました。「2021年までに50名という規模を想定してスタートしましたが、概ね計画通りに人材獲得が進み、拡張や移転の検討を始めました」とセンター長の井本卓哉さん。
 静岡県の本社から200km以上離れた横浜を拠点とするYMATは、主に ①ロボティクス、知能化(AI)、ITの先進技術開発 ②高度人材の獲得・育成 ③オープンイノベーション推進 という複合的なミッションを担った当社の研究・開発機関です。現在はロボティクス領域、デジタル戦略領域、先行デザイン領域の3つの機能が同居して、「2030年のヤマハ発動機を形づくる術を集中強化」(井本さん)しています。

井本センター長をはじめ、各部門領域の責任者の皆さん

 

高度人材獲得に成果。シナジー効果も

 中でも開設間もない基盤づくりのフェーズでは、人材獲得・育成は最も重要なテーマです。それぞれの領域の責任者も、「専門的な知識を有する高度人材は首都圏に集中し、この地域ですでに生活基盤を築いている。人材獲得においては、これまでの3〜5倍チャンスが拡大した印象」(先行ロボティクス領域)、「既存社内人材の育成・強化にも機能している。現在も3週間にわたるデータ分析ブートキャンプを行っており、本社各部門から15名が参加している」(デジタル戦略領域)、「製品デザインだけでなく、たとえば10年後の農業やその仕組みのデザインをユーザー体験から考えられる人材を求めてここに出向いてきた。その意向に添ったデザイナーを獲得することができた」(先行デザイン領域)と、揃ってその成果や可能性を実感しています。
 人材だけではありません。先端技術の情報や研究機関、関連企業が集中する首都圏で、オープンイノベーションの枠組みも作られようとしています。「これだけITが発達した世の中でも、距離という物理的なものを埋め切れていなかったことをあらためて理解しました。学会やセミナーへのアクセスが格段に向上したことで、そこでのマッチングによる提携・協業の検討も進んでいる」そうです。
 「YMATでは、それぞれの領域が課題を持って研究・開発に取り組んでいますが、シナジー効果による社内オープンイノベーションも生まれそうな予感があります」と井本さん。「感性で人々の共感を生み出すデザイナーのプレゼンは、技術者のアプローチと異なってとても刺激的。多様な人材が日々大きな刺激を与え合いながら、新しい価値を創出していくのがYMATの特長です」と話してくれました。

 

YMAT採用情報

https://global.yamaha-motor.com/jp/recruit/career/ymat/about.html

 

YMATは、当社の「今をつくる(既存事業と技術の強化)」と「未来をつくる(新しい事業と価値の創造)」を目的に開設しました。1年前にはどんがらだった事務所は、現在はほぼ満席状態です。壁いっぱいに据えられたホワイトボードには、先鋭的なクリエイティブを行う職場らしく、当社の未来を描き出そうとするメモやアイデアがぎっしり書き込まれていました。

(広報グループ: 畠山 貴之)

 

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ヤマハ発動機グループは、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」ことを目的に、人々の夢を知恵と情熱で実現し、つねに「次の感動」を期待される企業、”感動創造企業“をめざします。

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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