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ヘルメット用マタニティマーク・ステッカーを制作
ヘルメット用マタニティマーク・ステッカーを制作

ニュース -

【ニュースレター】ベトナムでマタニティマークの普及に協力

母子手帳とセットで妊産婦の皆さんに配布

 「私自身、このプロジェクトに携われることを心から幸せに感じています。社会的意義が高い活動であることはもちろんですが、仕事を通して母国に貢献できることも、そしてたくさんの素敵な人たちと出会い協働できることも、私にとっては大きな喜びです」
 こう話すのは、当社新ビジネス推進部のバン・グエンさん(写真左)。ベトナム出身のバンさんは、完成したばかりのマタニティマーク・ステッカーを手にとると、感慨深そうにこう話しました。
 日本発祥のマタニティマークは、ご存じのとおり、妊産婦の皆さんに対し周囲の配慮を促す印です。当社及びベトナム現地法人YMVN では、このマタニティマークのベトナムでの普及を推進する日本の厚生労働省の活動に賛同し、NPO法人ひまわりの会や国際母子手帳委員会、ベトナム保健省母子保健局等の協力を得て、ご覧のステッカーを制作しました。ベトナムでは2020年から全国で母子手帳の交付が始まることになっており、これとセットで配布されることが決まっています。
 「公共交通機関が十分ではないベトナムでは、二輪車は妊婦さんにとっても仕事や生活の大切な移動手段です。そうした女性たちにもやさしい交通環境をつくるため、ベトナム保健省母子保健局の助言で、ヘルメットに貼れるステッカーを配布することになりました」(バンさん)

ベトナム版母子手帳(左)とセットで配布

 

お母さんと赤ちゃんの安心・安全のために

 現在では約50の国に普及している母子手帳も、やはり日本発祥のツールです。「この一冊には、親や社会がいかに愛情を注いで自分の命を守ってきたのかが記録されています。若い人にとっては自己肯定につながるし、自分が親になる時のテキストにもなる」と話すのは、国際母子手帳委員会の板東あけみ事務局長(中央)。ベトナム版母子手帳の開発に関わるとともに、現地と支援の意思を持つ日本企業や団体を結び付けるなど、母子手帳の国際的な普及に尽力されています。
 一方、「2年ほど前、ベトナムの交通環境を目の当たりにして、その主人公であり人々の生活を支えるバイクの存在に着目した」と話すのは、日本で年間100万枚以上の自動車用マタニティマーク・ステッカーの配布実績を持つひまわりの会の岩田文雄事務局長(右)。「当初はバイク本体に貼るステッカーを想定していた」という岩田さんからのアプローチによって、今回のプロジェクトが動き出しました。
 「ベトナムでは、妊娠してもそれまでと同じ生活を送ることが、健やかな赤ちゃんの出産につながるとされています」とバンさん。そして「このステッカーが、お母さんと赤ちゃんの安心・安全のために役立ちますように」と、もう一度願いを込めたのでした。

左から、バンさん、板東事務局長、岩田事務局長

 

※YMVN= Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.

 

当社は伝統的に女性の需要創造に積極的に取り組んできた会社です。またベトナムやインドの市場では、女性の活躍につながるさまざまな取り組みも進めてきました。今回のマタニティマークの普及活動もその一つ。仕事や日常生活で二輪車を必要とする妊産婦の皆さんの安心・安全につながることを願っています。

(広報グループ: 壬生 貴)

 

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