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キッズ向け本格モトクロッサー「YZ65」新発売 新設計フレームにヤマハパワーバルブシステム(YPVS)採用64㎤エンジン搭載

プレスリリース -

キッズ向け本格モトクロッサー「YZ65」新発売 新設計フレームにヤマハパワーバルブシステム(YPVS)採用64㎤エンジン搭載

 ヤマハ発動機株式会社は、モトクロッサーYZシリーズの新製品として、キッズライダーでも扱えるコンパクトボディに水冷2ストローク64cm3エンジンを搭載した「YZ65」を2018年5月22日より発売します。

 「YZ65」は、“MY FIRST FASTEST BLUE BIKE”をコンセプトに開発しました。初めて競技用モトクロスバイクを使用するお子様(体重50kg以下)をターゲットに、1973年の初代YZ250から40年以上に渡る当社技術開発のノウハウを投入し、キッズライダーが扱いやすい軽量/コンパクトなサイズ感と、速く走るための走行性能を兼ね備えたモデルとなっています。
 主な特徴は、1)パワフルながら扱いやすい新設計水冷2ストローク64cm3エンジンの搭載、2)優れた走破性に貢献する新設計セミダブルクレードルフレーム、分割アルミ製リアフレームの採用、3)コーナー進入時、ショック吸収時の安定感を支える前後サスペンションの装備、4)憧れの上位モデル「YZ450F」とのリレーションを行いながら、強靭さを感じさせるスタイリングなどです。
 なお、本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2018年3月7日から12月9日の期間限定で予約の受付を行い販売します。

※YZ65は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。

※保証(クレーム)の対象外製品となります。

《 企画の狙い 》

 ヤマハオフロードコンペティションモデルのラインナップは、「YZ450F」を頂点に、クロスカントリーエンデューロに対応した「YZ250FX」、お子様向けの「PW50」など、エントリー層からファンライド層、シリアスなトップクラスへと繋がるステップアップ構造に対応することにより、オフロード市場の活性化を目指しています。今回の「YZ65」は、キッズ向けモデルとして、エントリー層の拡大を狙い企画。誰よりも速く走りたい、レースで勝ちたいと思うキッズライダーの初めてのコンペティションモデルとして、乗り易さと扱い易さ、パワフルで早く走れる性能を兼ね備えています。

《 「YZ65」主な特徴 》

1)パワフルながら扱いやすい新設計水冷2ストローク64cm3エンジン

 YPVS(ヤマハパワーバルブシステム)搭載の新設計水冷2ストローク64cm3エンジンを採用しました。エンジンの回転数に応じて作動する排気ポート脇に設けたバルブ(YPVS)が排気のタイミングをコントロールし、低回転域から高回転域まで、効果的な排気タイミングを得ることで、ライダーが意のままに操れるレスポンスの良い加速特性を実現しています。また、クランクウエブの一部に樹脂製ウェイトを織り込むことにより、高い1次圧縮比への対応と最適なクランク慣性マスを両立させ、瞬発力のあるパワーフィーリングをもたらしながら、体感振動の低減にも繋がっています。新設計した吸・排気系についても、燃焼の流れにおける脈動効果をポイントに設計し、瞬発力があり、かつ扱い易いパワーフィーリングに貢献しています。

2)優れた走破性に貢献する新設計セミダブルクレードルフレーム、分割アルミ製リアフレーム

 各ディメンションや剛性バランス、前後サスペンションとの相乗効果で、軽量ながら安定感あるハンドリングと扱い易い特性をもたらします。ギャップ走行時の吸収性や接地感に加え、安定したラップタイムや空中での安定感などをポイントに開発しました。また、リアフレームは軽量なアルミ製でマスの集中化を図りながら、整備性を考慮した分割タイプとしました。

3)コーナー進入時、ショック吸収時の安定感を支える前後サスペンション

 フロントは、コーナー進入時の安定感と優れたギャップ吸収性確保のため、36mm径インナーチューブのKYB製倒立式フロントフォークを採用しました。アウターチューブはアルミ合金材ワンピース構造で優れた剛性を確保。軽量アルミ製ステムシャフトとの組み合わせで安定感と軽快なハンドリングを両立させています。リアは、新設計モノクロスサスペンションとアルミ製リアアームを組み合わせました。底付きしにくい減衰特性を備えショック吸収時の安定感と接地感をもたらします。リアアームの樹脂製チェーンサポートは軽量化だけでなく、小径ホイールでも轍の影響をうけにくいコンパクト設計としました。

4)憧れの上位モデル「YZ450F」とのリレーションを行いながら、強靭さを感じさせるスタイリング

 “Take a new step MX”をコンセプトにデザイン。憧れの「YZ」シリーズのDNAを受け継ぎながら、「YZ65」独自のスタイリングを調和させました。「YZ」シリーズのシンボルとなるシートからリアフェンダーまで繋がる“ホリゾンタルライン”を基調に、ディテールの面構成を煮詰め、フィット感、スリム感などのバランスを整えました。また、外装パーツ類を極力ミニマムに、かつ軽量感あるデザインに仕上げることにより、マシントータルとしての“足回りの強靭さ”の強調にも繋げています。サイドカバーなどライダーが直接触れる面は、跨るときの動き易さを考慮し、滑らかな面構成としました。

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