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左より、「F20GWHL」「F20GWHPL」
左より、「F20GWHL」「F20GWHPL」

プレスリリース -

4ストロークポータブル船外機 「F20G」 新発売 加速性能と始動性、扱いやすさを向上

 ヤマハ発動機株式会社は、20馬力の4ストローク船外機「F20G」を開発し、2019年4月1日より発売します。
「F20G」は、定評のある4ストローク船外機「F25G」をベースモデルとして新開発した、総排気量432cm3、直列2気筒SOHCエンジン採用の小型4ストローク船外機です。バッテリーレス・フューエルインジェクションの採用により、卓越した始動性能を実現したほか、可変トローリングシステムやマルチファンクション・ティラーハンドルを標準装備するなど、性能および扱いやすさや操作性を向上させています。
 環境対応の面では、ブローバイガス再燃焼システム* を採用することで、クリーン排気を実現、米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度規制値、米国環境保護庁(EPA)の2010年度規制値、欧州連合マリンエンジン規制値(EU marine emissions standards)をクリアしています。

* ピストンとシリンダーの間から未燃焼ガス(ブローバイガス)がもれる場合があり、そのガスを再度、完全燃焼させるシステムです。

 

 

【開発背景】

20馬力クラスの船外機は、小型漁船や養殖作業船、またインフレータブルボートなど可搬型の小型プレジャーボートの推進機として、国内外で幅広く使用されています。「F20G」は、高い信頼性、耐久性、コンパクト設計などにおいて人気を博している「F25G」(2017年発売)をベースとして新開発したものです。
エンジンの性能ばかりでなく、操作のしやすさ、保管や持ち運びにおける利便性を追求し、ポータブル船外機としての優位性を確立しています。

 

【主な特長】

●優れた始動性と加速性

・パワーヘッド、ブラケット、ドライブユニットなどにおいて軽量化を図った「F25G」をベースに開発し、排気量は既存モデル(F20B)より約20%増加。加速性能が向上しています。

・燃料供給にはバッテリーレス・フューエルインジェクションを採用し、過酷な使用環境下でも優れた始動性を発揮します。

●使いやすさの向上

・「可変式トローリングシステム」を標準装備し、約50回転ごとのトローリングスピードを調整可能にしています。

・握りやすいスロットルグリップにシフトレバー、トローリングスイッチなどを集約した、多機能で操作しやすいマルチファンクション・ティラーハンドル(ショートタイプ)を標準装備。

●ポータブル船外機としての性能向上

・船外機を寝かせた状態での保管を想定し、船外機の外装の2カ所にパッドを取り付けています。また、新設計のキャリーハンドルを採用したほか、グリップを計4カ所に設置し、持ち運びやすさを向上させています。

 

【主要諸元】

* アルミプロペラ付きの質量です。

 

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