Skip to content

News archive

  • 日立、英国でトランスペナイン・エクスプレス向けインターシティ車両のメンテナンス契約を約440億円で締結

    日立、英国でトランスペナイン・エクスプレス向けインターシティ車両のメンテナンス契約を約440億円で締結

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール社は、このたび、トランスペナイン・トレインズ社(TransPennine Trains Limited、以下トランスペナイン・エクスプレス)、エンジェル・トレインズ社(Angel Trains)と、クラス802インターシティ車両19編成のメンテナンス契約を更新し、契約期間が8年間延長されました。
     日立が製造したインターシティ車両「Nova 1」は、座席数が従来の車両より161席多く、2019年の納入以来リバプール、マンチェスター、ニューカッスル、エディンバラを結ぶトランスペナイン・エクスプレスの路線で順調に運行しています。
     現在、Nova 1は英国の業界平均より70%も信頼性が高く、日立はその優れたメンテナンスや信頼性で評価されています。
     契約金額は2億4000万ポンド(約440

  • ハワイ州ホノルルで米国初の完全自動運転都市鉄道システムが運行を開始

    ハワイ州ホノルルで米国初の完全自動運転都市鉄道システムが運行を開始

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール社は、このたびハワイ州ホノルルにおいて、米国初の完全自動運転都市鉄道システム「スカイライン」の第1期区間の完成と旅客サービスの開始を発表しました。
     この最新鋭システムの全区間が完成すると、市内の混雑した通りや高速道路における推定4万台/日の自家用車の移動(高速道路8車線分に相当)が鉄道に移行すると試算されています。
     新路線は、ホノルル高速鉄道輸送機構(Honolulu Authority for Rapid Transportation/以下、HART)およびホノルル交通局(City and County of Honolulu Department of Transportation Services/以下、DTS)が運用し、米国で運行を開始する主要な都市鉄道システムとしては1993年

  • 東海道新幹線N700S車両(写真=提供JR東海)

    日立と東芝が台湾向け高速鉄道車両を約1,240億円で受注 最先端の新幹線車両を輸出

     株式会社日立製作所及び株式会社東芝、東芝インフラシステムズ株式会社等で構成されるHitachi Toshiba Supreme Consortium(以下HTSC)は、台湾の高速鉄道事業者である台灣高速鐵路股份有限公司(以下、台湾高鐵)より、新型高速鉄道車両12編成(144両)を受注しました。受注金額は約1,240億円で、HTSCは東海旅客鉄道株式会社の最新型のN700Sをベースとした車両を2026年から順次納入する予定です。
     台湾高鐵は、日本の新幹線システムを導入して2007年に開業し、台北と高雄間の350kmを結んでいます。今回発注された車両は輸送力増強を目的としています。
     一編成当たりの長さは約300mで、最高速度時速300kmで営業運転します。N700Sをベースとした車両は現在走行している700Tよりも軽量で空力特性に優れています。また、炭化ケイ素(SiC)デバイ

  • 日立、英国で鉄道車両のメンテナンス延長契約を約500 億円で締結 数百名の雇用を確保し、英国のサプライチェーンを支援

    日立、英国で鉄道車両のメンテナンス延長契約を約500 億円で締結 数百名の雇用を確保し、英国のサプライチェーンを支援

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール社は、このたび、英国のGreat Western Railway(以下、グレート・ウェスタン・レールウェイ社)、鉄道車両リース会社であるEversholt Rail(以下、エバーショルト・レール社)と、鉄道車両のメンテナンス延長契約を約3億ポンド(約500億円)*1で締結しました。グレート・ウェスタン・レールウェイ社が保有する英国南西部のクラス802インターシティ車両36編成を、2028年までメンテナンスします。英国のサプライチェーンに多額の投資をもたらし、車両運行の信頼性を向上させます。
     対象車両の導入以来、日立レールが94%以上も信頼性を向上させた実績が評価され、契約延長が決定されました。この着実な信頼性の向上は、2018年以来、デジタル最適化されたメンテナンスへの継続的な投資の成果です。こ

  • デジタル信号システムのイメージ

    日立、インドでチェンナイメトロのデジタル信号システムを約260億円で受注 最先端の技術で無人運転を実現し、安全なメトロの運行を支援

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、インド共和国(以下、インド)のチェンナイメトロ建設計画(フェーズ2)向けに、デジタル信号システムを受注しました。受注金額は162億ルピー(約260億円)*1で、日立は最先端の無線式列車制御システム(CBTC)と自動列車運転装置(ATO)を納入し、無人運転が可能となります。
     CBTCは列車の最適な速度を常時計算し、自動的に制御することができます。この技術によって、90秒間隔での運行が可能となり、フェーズ2の列車運行区間の輸送能力を高いものとし、信頼性も向上します。
     ATOを導入することにより、フェーズ2の運行区間で、列車は発車、最適な速度での走行、停止を自動的に行い、運転士なしでの運転が可能です。この技術により、安全性が向上するとともに、メンテナンスの手間の大幅な削減が期待できます。ま

  • 日立レールによるタレス社GTS部門買収の進捗状況に関するお知らせ

    日立レールによるタレス社GTS部門買収の進捗状況に関するお知らせ

    株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、2021年8月にフランスのThales(以下、タレス社)のグラウンド・トランスポーテーション・システムズ部門(GTS)の買収を発表*1しました。日立レールとタレス社は、13か国・地域のうち9か国・地域で関係当局の承認を取得するなど、買収に関する手続きを着実に進めています。日立レールは現在、欧州委員会の競争総局と、欧州連合(EU)内での本買収の承認を得るための協議を進めています。
    英国競争・市場庁(以下、CMA)は現地時間12月9日、本買収について第2次審査を行う判断を発表しました。その結果、本買収のクロージングは当初予定の2023年初頭から、2023年後半になる見通しです。
    日立レールとタレス社は、本買収が英国、欧州、そして世界の鉄道信号及び交通分野において競争を促進し、顧客の利益を創出す

  • 360Pass アプリのイメージ図

    日立、イタリア北部トレント市近郊でスマートモビリティアプリの商用サービスを開始

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、イタリア北部のトレント市近郊で、スマートチケッティングを提供するモビリティアプリ「360Pass」とスマートモビリティプラットフォームの商用サービスを11月30日に開始しました。これは、スマートモビリティ事業の伸長をめざす日立の事業戦略に沿ったものです。360Passは、アプリストアで無料ダウンロードが可能です。住民や観光客は経路をアプリ上で計画し、従来の切符を買う必要なく、トレント市近郊の全ての公共交通(鉄道、バス)を利用できるようになります。また、本アプリは、より幅広いマルチモーダルモビリティサービスを提供しており、市内の駐車場の支払いもできます。さらに、乗客の移動データを取得することで、地域の交通網の「デジタルツイン」を作成できます。日立のスマートモビリティ統合ソリューション「Lumada I

  • イタリア北中部の鉄道路線のうち、ERTMSが整備される予定の区間

    日立がイタリア北中部向けデジタル信号システムを約1,260億円で受注

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、欧州共通の列車制御システムであるERTMSを、イタリア共和国(以下、イタリア)の鉄道路線網のうち1,885kmに設計・設置するフレームワーク契約を、コンソーシアムのリーダーとして、8億6,700万ユーロ(日立レール受注分、約1,260億円)*1で締結しました*2。本契約は、エミリア・ロマーニャ州、トスカーナ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、リグリア州、ベネト州、フリウリ・ベネツィア・ジュリア州を含むイタリア北中部への導入を対象にしています。これはFSグループで、イタリアの鉄道インフラを管理するRete Ferroviaria Italiana(レーテ・フェロヴィアリア・イタリアーナ/以下、RFI)が、イタリア全土にERTMSを導入するために実施した27億ユーロ(約3,920億円)分の入札の一部です

  • 新型車両のイメージ

    日立がカナダの地下鉄オンタリオ線で約9,500億円の共同受注 車両、鉄道システム、運行・保守をコンソーシアムで提供、北米での鉄道システム事業を拡大へ

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、カナダのオンタリオ州でインフラを管轄するInfrastructure Ontario(以下、インフラストラクチャー・オンタリオ)及びトロント市近郊の交通を管轄するMetrolinx(以下、メトロリンクス)から、Connect 6ix(以下、コネクトシックス)コンソーシアムのリーダーとして、地下鉄オンタリオ線向け車両、鉄道システム、運行・保守を共同受注しました。契約金額は90億カナダドル(約9,500億円)*1です。このプロジェクトでは車両、鉄道システムの納入だけでなく、30年間の運行・保守を行います。
     また本プロジェクトは、ヒューロンタリオライトレールトランジットプロジェクト*2に続き、日立の鉄道システム事業で、カナダで受注した2件目の大型インフラプロジェクトです。タレス社のグラウンド・トラ

  • 完成イメージ(南北通勤鉄道のギグイント駅)

    日立、フィリピンの南北通勤鉄道のデジタルな鉄道システムを約1,140億円で受注

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、フィリピン政府運輸省から、ソリス-マロロス間の新しい通勤鉄道向けに、デジタル信号を含む、鉄道システムの提供および軌道工事に関する契約パッケージ(CP04)を受注しました。契約金額は約1,140億円*1です。
     このプロジェクトでは、マニラ首都圏と近接する地域を南北に結ぶ南北通勤鉄道(カランバークラーク間)147kmの内、約35.4km、9駅の区間を新設します。独立行政法人国際協力機構(JICA)の円借款の資金が使用されます。
     フィリピンでの急速な持続可能性推進の流れの中で、本プロジェクトは温室効果ガス排出を削減し、自動車に比べて環境に優しい公共交通の利用を促進します。
     日立レールは、革新的な欧州列車制御システム(以下、ETCS)レベル2を南北通勤鉄道に導入します。ETCSの信号

  • 品川駅にて「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」を実施  ~鉄道と二次交通のシームレスな移動に向けたニーズ検証の実施~

    品川駅にて「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」を実施  ~鉄道と二次交通のシームレスな移動に向けたニーズ検証の実施~


    〇 東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島啓二)、DXCテクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西川望)は「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」と題し、品川駅にて実証実験を行います。
    〇 本実証実験では、実証実験Webサイトより、品川駅高輪口(西口)タクシー乗り場の「リアルタイム混雑状況」などの情報提供を行います。
    〇 本実証実験は、「モビリティ変革コンソーシアム」の実証実験の一つとして実施します。昨年度の東京駅八重洲口で実施した実証実験を踏まえ、社会実装を見据えた、他箇所でのニーズ確認、課題検証を実施致します。

    1.実証実験の概要

    (1)名称

  • 今回納入するミラノ地下鉄向け車両(イメージ)

    日立がイタリアでミラノ地下鉄向け車両を受注 最大46編成の車両納入に関する約534億円の包括契約に基づき、第1弾として21編成を受注

     株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールは、イタリアにおけるミラノ地下鉄の運営会社であるAzienda Trasporti Milanesi S.p.A. (アジエンダ・トラスポルティ・ミラネージ社/以下、ミラノ市交通公社)と、ミラノ地下鉄1号線・2号線・3号線向けに、最大46編成(276両)の車両を納入する、最大3億6,800万ユーロ(約534億円)*1の包括契約を締結しました。本件は、最新技術を使用したより持続可能な公共交通システムの実現に向けた、ミラノ市交通公社の大型投資計画の一部です。
     また、本包括契約に基づき、最初の案件として、ミラノ地下鉄1号線向けの21編成(126両)を、1億6,800万ユーロ(約244億円)*1で受注しました。2024年春から順次営業運転を開始する予定です。
     新しく導入される車両は、イタリア北部

Show more