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スーパーバイク世界選手権 T・ラズガットリオグル選手が、ヤマハにとって2009年以来となるチャンピオンを獲得

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スーパーバイク世界選手権 T・ラズガットリオグル選手が、ヤマハにとって2009年以来となるチャンピオンを獲得

 2021年11月21日、スーパーバイク世界選手権のインドネシア大会にて、「Pata Yamaha with Brixx WorldSBK」のYZF-R1を駆るトプラック・ラズガットリオグル選手がレース1で2位を獲得し、自身初、ヤマハ発動機株式会社にとっては2009年以来となるチャンピオンを獲得しました。
 さらに、ランキング4位を獲得したチームメイトのアンドレア・ロカテッリ選手の活躍もあり、ヤマハがコンストラクターズ・タイトルを獲得したほか、「Pata Yamaha with Brixx WorldSBK」がチーム・タイトルに輝き、当社が三冠を達成しました。

 30ポイントのアドバンテージを持って最終戦を迎えたラズガットリオグル選手。この最終戦は土曜日のレース1が雨により延期されたことから、日曜日はスーパーポールレースが中止され、レース1とレース2が行われました。午前中に開催されたレース1では、チャンピオンを争うJ・レイ選手(カワサキ)とバトルを繰り広げ優勝には届かなかったものの2位を獲得。この結果、レース2を前に、ラズガットリオグル選手は優勝13回、表彰台29回、ポールポジション3回という成績で自身初、トルコ人として初、当社にとっては2009年のベン・スピース選手以来となるチャンピオンに輝きました。

 

トプラック・ラズガットリオグル選手談

「決して楽なシーズンではありませんでした。もちろん誰にとっても同様でしょう。しかし私たちはそのなかでチャンピオンになりました。この気持ちをどう表現すればよいかわかりませんが、今日はとても特別な日になりました。今日は楽な戦いではなく、ベストを尽くした結果、最終的にトップに輝きました。レースは非常に多く、いろいろな場面に遭遇し簡単ではありませんでしたが、ひたすらベストを尽くしてここに立つことができたのです。レイ選手は6冠を達成したスーパーバイクのレジェンドであり、ウエットもドライも素晴らしく、すべてのレースで手ごわい存在でした。でもレースを離れればグッドガイであり、私たちは良き友人です。私は今シーズン、常に勝利だけに集中してきました。そして今は、ベストを尽くしたすべてのライダーを祝福したいと思います。シーズンが終了し、ヤマハが2009年以来、再びチャンピオンになったことをうれしく思います。このタイトルは父に捧げます。父はいつも、私がいつか世界チャンピオンになると言い続けてくれました。来シーズンも毎レースで優勝を目指し、今年以上のいいシーズンになるよう頑張ります」

 

ポール・デニング、チーム代表談

「何というシーズン、何という感動的な瞬間でしょうか。チームのみんな、そしてヤマハに心から感謝しています。トプラック選手はアスリートとしてだけでなく、ひとりの人間として素晴らしいものを持っています。常に謙虚な姿勢で臨み、周囲のすべての人を尊敬し、真のチームの一員として仕事をしてくれました。彼自身にはまったく落ち度のないところで厳しい状況を経験することもありました。そして一度のミスもなく、そこから抜け出したことは本当に素晴らしかったと思います。彼とチームが成功をおさめた最高のシーズンになりました。しかし、最初のチャンピオン獲得よりも、それを守ることのほうが難しいでしょう。ですから私たちは、来年はより一層、集中する必要があります。レイ選手も、トプラック選手と戦ったことでパフォーマンスを一段、向上させているので、来年はますます手ごわい存在になります。ロカテッリ選手もまた、素晴らしいシーズンを過ごし、トップルーキーとしてランキング4位を獲得しました。その素晴らしい才能を証明し、トップ3に続く最高の成績をおさめました。今日はコンディションが難しいなかで、2レースとも成熟したいい走りを見せてくれました。私たちチームは、このように素晴らしいメンバーが揃っています。彼らのハードワークに心から感謝します」

 

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