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2023 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Teamがレース前半にトラブル、43番手から追い上げ23位

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2023 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Teamがレース前半にトラブル、43番手から追い上げ23位

2023年8月6日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで開催された2023 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会(以下、鈴鹿8耐)が開催され、ヤマハトップチームとして出場した「#7 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(以下、YART)」が、決勝の前半、2番手走行中のマシントラブルにより、43番手まで順位を落とした後、追い上げて総合23位、EWCクラス19位で大会を終えました。

YARTは、金・土曜日の計時予選でニッコロ・カネパ選手、マービン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手の3人が揃って2分5秒台の好タイムを記録。そして土曜日のトップ10トライアルでは、ハニカ選手が2分5秒519でセカンドグリッドを獲得し、好調なままに決勝を迎えました。

決勝では、最初の走行を担当したカネパ選手が、Yoshimura SERT MotulやTeam HRC with Japan Postといったライバルとトップ争いを繰り広げ2番手でハニカ選手に交代。そのハニカ選手も2番手をキープしていましたが、マシントラブルが発生。これが大きなロスとなり43番手まで順位を落としました。

その後もYARTはレースを継続。3人のライダーは高いアベレージスピードを持っており、確実にポジションを回復していきました。18時過ぎに西ストレートで雨が降り、その後、ホームストレートも雨に見舞われましたが、すぐに小降りになったことから、YARTはスリックタイヤで走り続け、残り1時間となったところで28番手まで順位を挽回。最終スティントを担当したハニカ選手がさらに順位をあげ総合23位、EWCクラスでは19位とし2ポイントを獲得して鈴鹿8耐を終えました。

#7 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team 決勝:23位(203周)

カレル・ハニカ選手談
「最初のスティントは2分8〜9秒台で、速くはなかったけど2番手を安定して走っていましたが、あの瞬間は、表彰台を失ったという残念な気持ちでした。残念ながら一番遠いスプーンコーナーで、バイクが止まり再スタートできなかったのです。バックストレートの上で止まりたかったけど、坂の一番下で止まり最悪でした。さらにスティントの後半だったし、とても暑かったので大変でした。でも戻ることができ、チームと話して、最後まで頑張ろうと決めたのです。40位以下でモチベーションを保つのは大変なことでしたが、チーム、マンディが"あきらめない"と言ってくれたから、力になりました。ただ、リスクを避けるために最初はペースを落とそうとみんなで決めたけど、やっぱりコースに出るとみんな、速く走りたくなり追い上げ、最終的に2ポイントをとることができました。人生で最も大変な2ポイントです。チーム、チームメイトを誇りに思います。ファンの皆さんには残念な結果になってしまいましたが、トップ10トライル、ニッコロの最初のスティントは楽しんでもらえたと思います。そして鈴鹿に来てくれて、応援してくれて感謝です。次はタイトル獲得に向け、ボルドールは100%で戦います」

マービン・フリッツ選手談
「バイクがしっかりスタートして、ニッコロもすばらしい走りでHRCとバトルして僕たちの可能性を示しました。FCCの前にいて、SERTにもミスがあり、すべてがタイトルに向けて計画通りでした。ところがバイクにトラブルが発生。信じられませんでした。しかしチームはすばらしい仕事をして、バイクを数分でリペア。再スタートした時は15周遅れでしたが、YARTのピットワークは速く、ライダーも全力で挽回しました。チームの高いレベルを見せることができましたが、不運だったのです。最終的に2ポイント取れたし、ボルドールは多くのポイントを獲得できるので心配していないしがんばります。昨年はコロナで制限がありファンにとっても残念だったと思いますが、今回はたくさんのファンが会いにきてくれました。日本は特別で、来年も楽しみにしています」

ニッコロ・カネパ選手談
「スタートと最初のスティントは楽しめました。YARTがトップチームと戦えることを見せることができたと思います。そして今回は、ウィークのほとんどのセッションでトップとなり、とてもいい調子でした。でもレースは計画通りにはいきませんでした。トラブルはすごく残念で、カレルは最悪な場所でストップしてしまいました。悲しいことです。だけどチームメイトもすばらしい走りをしてくれ、その後は追い上げ、ポイントも取ることができました。本当に不運なだけなのです。そして日本のファンの皆さん。サポートをありがとうございました。いろんな場所で青いシャツをたくさん見ることができました。それを見て感動しました。これからも僕らを応援してください。来年こそは表彰台を目指します。僕たちは諦めていません。そしてEWCのタイトルは、最後の最後までわかりませんが、ボルドールが大好きで、R1に合っているので、僕らはいつも通りすべてを出し切るつもりです」

マンディ・カインツ監督談
「とても残念な結果になりました。以前にも言いましたが、YARTを止められるのは不運だけ。ライダー、チームはすばらしかったけど、それが起こってしまいました。トラブルの後でもトップとのギャップを縮めることができたように、速さは十番でしたが、表彰台には届きませんでした。最後までファンのために走りました。 トラブルはメインスイッチの不具合で、カレルが上り坂でバイクを押すことになりアンラッキーだったし、25分程度のタイムをロスしました。 鈴鹿は本当に毎回チャレンジですね。表彰台は来年の鈴鹿8耐のために取っておきます。Never Give Upです」

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