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MotoGP世界選手権 RNF Racingがタイトルパートナーを迎え「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」として参戦

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MotoGP世界選手権 RNF Racingがタイトルパートナーを迎え「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」として参戦

 アンドレア・ドビツィオーゾ選手とダリン・ビンダー選手を擁するヤマハ・サテライト・チームの「RNF Racing」が、タイトルパートナーに「WithU」を迎えたことを発表しました。「RNF Racing」は2022シーズン、「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」としてMotoGP世界選手権の最高峰クラスとなるMotoGPに出場します。

 タイトルパートナーとして3年契約を結んだ「WithU」は、2018年の「Sepang Racing Team」のプロジェクトを支援した2つのパートナーの一つで、世界規模で認知を広げながら成長を遂げてきました。「WithU」はイタリアの「Europe Energy」のブランドで、個人や企業が電気、ガス、携帯電話、インターネットなどの全サービスを一括して契約することができる会社です。
 「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」はヤマハのサテライト・チームとして来シーズンの契約を締結。ヤマハは世界選手権においての競争力を高めるため、様々なサポートを提供していきます。
 同チームは、創設者であり代表でもあるラズラン・ラザリ氏と、チーム・マネジャーのウィルコ・ズィーレンベルグ氏が指揮を執り、経験豊富なベテランライダーと成長過程にある若いライダーがペアを組む形とします。ライダーは、MotoGPで多くの優勝を果たし、3回のランキング2位を獲得したドビツィオーゾ選手に、Moto3で活躍中のビンダー選手を加えた強力なラインアップとなっています。ライダーの人選はチーム・マネジャー、ヤマハ、新たにタイトルパートナーとなった「WithU」による検討の上、決定されました。

ラズラン・ラザリ談(RNF Racing創設者、チーム代表者)
「私たちは本日、WithU Yamaha RNF MotoGP Teamとして歴史的一歩を踏み出しました。Europe Energyは2018年に発足したPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamの最初の二つのスポンサーの一つで、2022シーズンからはタイトルパートナーとしてサポートが継続されることとなり非常に嬉しく思います。
チームは今年、いろいろな変化に遭遇しましたが、私たちを信頼してくれたEurope Energy Groupのマテオ・バラリン社長とヤマハのリン・ジャービス氏のおかげで、このように素晴らしい旅を今後も続けることができるようになりました。
3年間、私たちはともに勝利し、表彰台、ポールポジションなど、様々な成果をあげてきました。すでにライダーのラインアップも決定していますが、来たる2022シーズンのスタートに向けて目標を共有し、大きな夢を持ち、世界選手権で最高のパフォーマンスを発揮する競争力を高めていきます」

 

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネジング・ディレクター)

「WithU Yamaha RNF MotoGP Teamとして生まれ変わったチームとパートナーシップを延長することとなり、非常にうれしく思います。2018年の終わりから2019年の初めにかけてラズラン・ラザリ氏とSepang Racing TeamがMotoGP参戦をスタートしたときには、このチームが最高峰クラスに旋風を巻き起こすことなど予想していませんでした。
しかし、2019シーズンに早くも注目を浴び、2020シーズンにはそのプロフェッショナリズムと質の高さを存分に発揮してきたチームが、来る2022年はWithU Yamaha RNF MotoGP Teamとして新たに活動をはじめます。チームのDNAはそのままなので、私たちは自信を持って、オフィシャル・サポートのサテライト・チームとしてパートナーシップを継続できます。ヤマハは常に、ファクトリー・チームから2台、サテライト・チームから2台、合計4台のマシンをMotoGPのグリッドに並べ続けたいという思いを明確にしてきました。
今回の1年契約が2022シーズンの途中で延長され、さらに2024年まで続くことを期待しています。新たに創設されたRNF Racing Ltd.が目標を達成できるよう全力でサポートし、才能あるライダーにMotoGPを通じてヤマハとともに歩む機会を提供していきたいと思います」

 

マテオ・バラリン談(Europe Energy Group社長)

「MotoGP世界選手権は国際的なエンターテインメントです。ヒーローたちのステージであるグリッドは、WithUがその価値と目的を共有することのできる特別な空間です。はじめてMotoGPにエントリーしてから5年が経ち、私たちはこれまで以上に熱意と意欲に溢れています。WithUにとっては、タイトルパートナーとしての経験が重要な機会であると同時に、新たなはじまりと大きな刺激でもあります。私たちは非常に熟練し、厳格であり、経験豊富な人々によって組織されたこのチームを信頼し、何よりも2022年の活躍を期待しています。来シーズンに立ち向かうにあたりヤマハのサポートと信頼は不可欠です。またライダーの人選によって、このプロジェクトへの決意が感じられ、権威ある国際的なステージで成果を残すという目標を確認できました。これらの目標を実現し、新しい経験と特別な感動を求めるお客様と共有できることを楽しみにしています」

 

アンドレア・ドビツィオーゾ選手談

「ついにWithU Yamaha RNF MotoGP Teamの発足が正式に決定し、非常に嬉しく思います。このチームは3つのプロフェッショナルな組織から成るもので、私は2022年のスタートが本当に楽しみになりました。バラリン氏はとても情熱的な方なので、このような高いモチベーションがチームのなかにあるのはとてもいいことだと思います。またビンダー選手の加入も心から歓迎します。Moto3から一気にMotoGPへ上がるライダーはなかなかいないので、かなり特別なことですが、チームはおそらく、彼のなかに何か興味深いものを見つけたのでしょう。私もMotoGPマシンに乗る彼の姿を見るのが楽しみです」

 

ダリン・ビンダー選手談

「このようなチャンスをいただきとても感謝しています。MotoGP参戦は長年の夢でした。Moto3から最高峰クラスへジャンプアップできるとは考えたこともありませんでしたが、今はこのチャレンジに立ち向かい、2022年のハードワークに臨む準備ができています。はじめはMotoGPに慣れることを目標に、できるだけ多くを学び吸収しながら、ルーキーシーズンを通して着実に成長していきたいと思います。
このことを実現させるために力を尽くしてくれたヤマハとWithU Yamaha RNF MotoGP Teamに、そして私をここに導いてくれたすべての人に感謝を伝えたいです。そして今は、YZR-M1に乗る日を楽しみにしています」

 

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