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ブドウ果樹園でUGV走行試験(左) と 夜間でもデータ収集が可能なUGV (右)
ブドウ果樹園でUGV走行試験(左) と 夜間でもデータ収集が可能なUGV (右)

プレスリリース -

豪州企業とスマート農業ソリューションに関する共同開発契約を締結 ~農業系スタートアップとの提携で“農業における省人化・効率化・最適化”実現へ~

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、オーストラリアのスタートアップ「The Yield Technology Solutions社」(以下「The Yield社」)との間で、スマート農業に関する共同開発契約を締結しました。当社はこの共同開発を通じ、デジタル技術とロボティクスを活用した農業生産性向上を目指します。

 The Yield社は、デジタル技術を活用して農業分野の課題解決を目指すオーストラリアのスタートアップです。同社の開発した「Sensing+」はセンサーとデータ分析を組み合わせることで、農業における重要作業(例:薬剤散布、かんがい、収穫など)のタイミング決定を支援するソリューションを提供しています。

 このたびの共同開発は、画像データ収集を通じた作物の生育状況把握による収穫量予測モデルの精度向上と、局地気象データとロボティクス技術の組み合わせによる自動薬剤散布の効率最適化を狙いとしています。当社の農業用UGV※1や農作業自動化技術と、The Yield社の持つIoT※2、データサイエンス、AI技術を組み合わせた新たな農業自動化ソリューションの技術開発を目指し、スマート農業分野の事業開発を推進します。さらに、世界の大手ワインメーカーであるオーストラリアのTreasury Wine Estates社(本社:メルボルン)とも連携し、オーストラリアおよび米国西海岸の圃場で、多くのデータ収集・実験を実施することで、開発スピードと精度の向上を図ります。

 この取り組みは、CVC※3活動を行うグループ会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valleyを通じた2020年の出資を足掛かりとしたものです。当社はモノづくりだけでなく、革新的な技術やビジネスモデルを有するアーリーステージのベンチャー企業への出資を通じて、当社の持つモノづくりの強みとかけ合わせることで、さまざまな社会課題の解決を目指します。

※1 UGV(Unmanned Ground Vehicle)

※2 IoT(Internet of Things)

※3 CVC(Corporate Venture Capital)

 

■The Yield Technology Solutions Pty Ltd.,の概要

代表者 Ros Harvey
本社所在地 シドニー市(オーストラリア)
設立 2014年12月
事業内容 農業データソリューションの開発とサービス提供
U R L https://www.theyield.com/

 

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ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業など多軸に事業を展開、世界30 ヶ国・地域のグループ140社で開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約9 割を海外で占めています。http://global.yamaha-motor.com/jp/

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