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タグ: 出資

  • 写真左より、“垂直多関節ロボットのイメージ”、“東京ロボティクスの強みである「力制御」”

    東京ロボティクス社への出資と技術提携 産業用ロボット事業の拡大を目指して"協働ロボット分野"へ参入

     ヤマハ発動機株式会社は、このたび、産業用ロボット事業のさらなる事業規模・事業領域の拡大を図るべく、協働ロボット分野に強みを持つ早稲田大学発のスタートアップ「東京ロボティクス株式会社 (以下 東京ロボティクス)」に対し、同社の発行する転換社債型新株予約権付社債を引き受け、出資するとともに技術供与に関する契約を締結しました。
     人間とともに作業する「協働ロボット」は、人手不足や人件費の上昇、IoT/CASEといった新領域への高度な自動化ニーズを背景に、先進国のみならず、中国などの新興国においても、需要が拡大しています。
     東京ロボティクスは、協働ロボットの高度化に欠かせない関節柔軟性(力制御)の技術に強みを持っています。一方、当社は、長年のモノづくりで培った、高品質・低コスト・タイムリーな供給を実現する量産化能力を有しており、両社は、これらそれぞれの強みを掛け合わせる

  • 台湾の産業機器メーカーへの出資について ロボティクス事業の競争力を強化

     ヤマハ発動機株式会社は、このたび、産業用ロボットの事業戦略の一環として、台湾の産業機器メーカー「TOYO AUTOMATION CO., LTD」(東佑達自動化科技股份有限公司、本社:台湾台南市、以下TOYO)への出資を決定しました。 この出資は、当社の単軸アクチュエータビジネスにおける事業競争力強化のため、同社からの低価格で高品質な部品の安定的な供給を狙いとしています。
     TOYOは単軸アクチュエータなどの製造・販売を主力事業とする産業機器メーカーで、近年は世界的なスマートフォン需要の伸長や工場の全般的な自動化・省力化ニーズの高まりを背景に成長しています。
     この出資を契機に、当社はTOYOからの部品調達を開始し、ラインナップの一部としてモータレス単軸アクチュエータの販売を開始します。
     このたびのTOYOへの出資は、当社の2030年長期ビジョンの一つ

  •   ■ロボティクス・プラスの製品 (左:UGV、右:リンゴの自動パッキング機) 

    ニュージーランドの農業自動化ソリューション開発企業への出資について

     ヤマハ発動機株式会社は、ニュージーランドの農業自動化ソリューション開発のスタートアップ企業「Robotics Plus」(以下、ロボティクス・プラス)に対し、このたび800万USドルの追加出資を実施しました。これにより当社の出資額は2017年12月の200万USドルの出資と合わせて1,000万USドルとなりました。
     ロボティクス・プラスは、2008年に設立されたロボット工学、オートメーション化および解析技術をベースとした農業分野の自動化ソリューションを開発する企業で、リンゴの自動パッキング機、キウイの自動収穫機、移動型の自動授粉機、農業用UGV ※1などの開発実績があります。
     同社への出資は、現中期経営計画の成長戦略の一つ「ソリューションビジネス『個性ある多様性を創る』」の一環であり、ロボティクス・プラスとの協業は、CVC ※2 活動を行うグループ会

  •  イーベック社・抗体創薬研究所	             細胞ハンドリング装置「CELL HANDLER」

    バイオベンチャー企業イーベック社への出資について バイオメディカル領域における戦略的パートナリングを推進

     ヤマハ発動機株式会社は、拡大が続くバイオメディカル研究分野において、より一層の知見獲得、製品開発力の強化を目的として、創薬・検査診断・研究に不可欠なシーズ抗体の製造・販売に強みをもつバイオベンチャー企業「イーベック社」への出資を決定しました。
     なお、この出資によりイーベック社はヤマハ発動機の持分法適用関連会社となります。
     イーベック社は、ヒト末梢血由来の完全ヒト抗体を製造・販売する事業を行うバイオベンチャー企業です。抗体は、人体に病原体などの異物が入った際にその異物に結合して生体内から除去する働きをする生体物質で、抗体医薬など治療用途のほか、検査・診断用途や学術研究用に用いられています。同社は、ヒトの体内において感染症等の疾患克服に働いた実績を有する最良の抗体を取得できる“シングルB細胞法”を通じた抗体製造技術に強みを持ち、国内外の大手製薬メーカーとのラ