日立が米国サンフランシスコ・ベイエリア高速鉄道向け列車制御システム更新プロジェクトに関する契約を締結 最新のデジタル技術を活用した列車制御技術により、安全運行と輸送能力の向上に貢献
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールSTSアメリカ社は、米国カリフォルニア州サンフランシスコのベイエリアの高速鉄道を運営するサンフランシスコ・ベイエリア高速鉄道公社(以下、BART社)と、同社が運営するベイエリア高速鉄道向け列車制御システムの更新プロジェクトに関する契約を7億9,800万米ドル(約842億円)で締結しました。本プロジェクトにおいて、日立レールSTSアメリカ社は、列車をデジタル制御する最新技術である無線式列車制御システム(CBTC*)の設計、構築、据え付けを担います。
ベイエリア高速鉄道は、平日には平均40万5,000人が利用しており、北カリフォルニアのサンフランシスコ半島とバークレーやオークランド、イーストベイエリアの都市を結んでいます。システム利用開始から48年以上が経過する現在の