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全日本チャンプ・渡辺祐介選手がアメリカでの挑戦をスタート AMAモトクロス選手権 250MX

 2017年、全日本モトクロス選手権IA2クラスでチャンピオンを獲得したヤマハ発動機の渡辺祐介選手(22歳)が、2018年5月19日(土)から開幕するAMAモトクロス選手権・250MXクラスに、当社のグループ企業Yamaha Motor Corporation, U.S.A.がサポートする「3D Racing」の一員として参戦、いよいよアメリカでの挑戦をスタートします。

 渡辺選手の目標は、世界トップレベルのAMA参戦を通じて経験を積み、実力を養い、全日本に参戦する若手ヤマハライダーの目標になると同時に、全日本、そして世界のレースで活躍できるライダーへと成長することです。
 当社は2015年、アジアから世界へ羽ばたくライダーの発掘・育成を目的に、ステップアップ構造の構築に着手しました。その一つとして、若手育成を目指すユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」を全日本のロードとモトクロスに設立。モトクロスの所属ライダーとして渡辺選手を選抜し、「全日本から世界へ!」を合言葉に、アメリカ合宿やメンタルトレーナーの帯同といったサポートを実施してきました。渡辺選手はこれに応え、2015シーズンはランキング6位、2016シーズンにはランキング3位を獲得。2017シーズンには「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の一員として、年間6勝を含む13回の表彰台を獲得しIA2クラスのチャンピオンに輝きました。

 今後も当社は、全日本に参戦する「YAMALUBE RACING TEAM」を起点に、渡辺選手に続く世界へ羽ばたくライダーの発掘・育成を継続していきます。

渡辺祐介選手 参戦車両「YZ250F」

渡辺祐介選手談
「いよいよ、ライダーとしてめざし、憧れであったアメリカのAMA参戦を実現することができ、その開幕戦を目前に控えとてもワクワクしています。また、ここまで成長するためのプロフェッショナルな環境と、AMAに挑戦するチャンスをくれたヤマハに感謝します。今シーズンに向けては、日本、アメリカという2つの拠点で準備を進めてきました。特にアメリカでは、これまでも指導してくれたダグ・デュバックさんのもと、AMAで戦うための心技体を磨いてきました。それでもAMAのレベルは高く、簡単に成績を残せるとは思っていません。だからこそシーズン中の進化が必要であり、さらなる進化こそが目標である“世界で活躍できるライダー”につながっていくと信じています。同時に僕の進化・成長は、日本でがんばっている若手ヤマハライダーの刺激となり、その若手が世界に挑戦するモチベーションになると思います。日本代表という気持ちで精一杯チャレンジしてきますので、ぜひ、日本から声援をお願いします」

ご参考:AMAモトクロスは、世界選手権や全日本選手権と同様、自然の地形を生かしたダイナミックなコースで行うモトクロス競技。アメリカを中心に世界のトップライダーが参戦することから、世界選手権と並び、世界トップレベルと称されるシリーズです。クラスは最高峰の450MXと、若手中心の250MXがあり、2018シーズンはアメリカ各地を舞台に5月19日(土)から8月25日(土)まで12戦を行い、チャンピオンを決定します。

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