【ニュースレター】災害時の信号機停止に備えた「官民連携」
本社前の交差点で起きた信号機停止
昨年9月、各地に甚大な被害をもたらした台風15号では、千葉県を中心に大規模な停電が発生しました。この停電により、県内にある約8,400基の信号機のうちおよそ2割にあたる約1,600基(最大時)がダウンし、信号機能を失った交差点では複数の事故が発生しました。
上の写真は、当社守衛本部前の交差点(静岡県磐田市)。従業員の通勤だけでも毎日のべ5,000台もの車が行き交い、さらに工場に部品を運ぶトラックや製品を載んだ大型トレーラーが頻繁に往来する交通量の多い交差点です。この交差点の信号機も2017年の台風21号による停電で一時機能を失い、その復旧には2日間を要しました。
「幸いにも事故はありませんでしたが、渋滞などによるさまざまな混乱が起こりました」と振り返るのは、当社総務部の前田隆さん。この事態に手旗信号での対応も検討したそ