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MotoGP世界選手権 IRTA公式バレンシアテスト V4エンジン搭載の新型YZR-M1でヤマハMotoGPライダー4名全員が走行
2026年シーズン冬季テスト、V4マシンでクアルタラロ選手とリンス選手は15番手と19番手
「Monster Energy Yamaha MotoGP」のファビオ・クアルタラロ選手とアレックス・リンス選手は2025年シーズン最終戦から2日後の11月18日、リカルド・トルモ・サーキットに戻り、IRTA公式バレンシアテストに参加して2026シーズンのテスト・プログラムを開始しました。おもにV4エンジンの感触をつかむことに集中し、ラップタイムではそれぞれ15番手と19番手となりました。
前日夜の雨の影響で路面コンディションが悪化していたため、午前中の予定はキャンセル。最初のセッションは現地時間の13:20~17:30に行われました。
セッションがスタートするや、クアルタラロ選手はミサノ・テスト以来となるV4エンジンの感触を再確認することに集中。おもにベース・セッティングの -
Moto2世界選手権BLU CRU Pramac Yamaha Moto2 Team イサン・ゲバラ選手と契約更新、アルベルト・フェランデス選手と新たに契約を締結
ヤマハ発動機株式会社は、Moto2世界選手権に参戦する「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2 Team」の2026年に向けたライダーラインアップについて、イサン・ゲバラ選手との契約を更新するとともに、新進気鋭のアルベルト・フェランデス選手と新たに契約を結びました。2026年も当社は、このラインアップでMoto2での地位をさらに強固にしながら、世界で活躍できるライダーの育成を目指します。 ゲバラ選手は2025年のチーム加入以来、シーズンを通じて大きく成長し、最終戦での優勝を含み、表彰台に2回登壇してランキング11位を獲得。その着実な成長は、MotoGPライダーの育成を目指す当社のビジョンを体現しています。 新たにチームに加わるフェランデス選手はスペインで最も有望視されているライダーのひとりで、18歳ながら2023年からFIM JuniorGP Moto2で活躍し、複数の勝
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MotoGP世界選手権 2026年シーズンから「YZR-M1」にV4エンジンの採用を決定
ヤマハ発動機株式会社は、2026年シーズンから当社のMotoGPマシン「YZR-M1」にV型4気筒エンジンを搭載することを決定しました。この決定は以前から表明していた方針に沿うものであり、当社のエンジン開発戦略における継続性と透明性を裏付けることとなります。 直列4気筒エンジンは、当社のレーシングアイデンティであり、象徴的な存在として数十年にわたり採用してきました。俊敏性とスムーズなパワーデリバリーにより、バレンティーノ・ロッシ選手やホルヘ・ロレンソ選手、ファビオ・クアルタラロ選手などの伝説的ライダーたちに力を与え、数々の成功をもたらしました。グランプリ出場回数は429回を数え、優勝回数125回を含め表彰台獲得数は352回を誇ります。そしてライダータイトル8回、チームタイトル7回、コンストラクターズタイトル5回、MotoGP三冠を5回、達成しました。 しかしながらMotoGPの進化に合わ
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MotoGP/Moto2 Rd.22 11月16日 バレンシア
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第22戦バレンシアGP■開催日:2025年11月16日(日)決勝■開催地:バレンシア/スペイン(4.005km)MotoGP■周回数:27周(108.135 km)■コースコンディション:ドライ■気温:18度 ■路面温度:19度■PP:M・ベッツェッキ(1分28秒809/アプリリア)■FL:R・フェルナンデス(1分29秒976/アプリリア)Moto2■周回数:22周(88.11 km)■コースコンディション:ドライ■予選 気温:18度 ■路面温度:20度■PP:D・ホルガド(1分31秒715/カレックス)■FL:I・ゲバラ(1分32秒773/ボスコスクーロ)
REPORT https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2025/rd22/ -
スーパースポーツ世界選手権 「YZF-R9」がデビューイヤーにステファノ・マンジ選手とチャンピオンを獲得
2025年10月12日、スーパースポーツ世界選手権(WorldSSP)の第11戦エストリル大会(ポルトガル)で、ヤマハ発動機株式会社の新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」が、「Pata Yamaha Ten Kate Racing WorldSSP Supported Team」のステファノ・マンジ選手とともに、デビューイヤーでチャンピオンを獲得しました。
「YZF-R9」は、慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想「クロスプレーン・コンセプト」に基づき開発した水冷・4ストローク・DOHC・直列3気筒・888cm³エンジンを軽量アルミフレームに搭載した新型スーパースポーツモデルです。今シーズンからWorldSSPにデビューしました。 シーズンでは、当社の海外拠点「Yamaha Motor Europe N.V.」がサポートする3チ -
MotoGP/Moto2 Rd.21 11月9日 ポルトガル
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第21戦ポルトガルGP■開催日:2025年11月9日(日)決勝■開催地:ポルティマオ/ポルトガル(4.684 km)MotoGP■周回数:25周(111.768 km)■コースコンディション:ドライ■気温:20度 ■路面温度:28度■PP:M・ベッツェッキ(1分37秒556/アプリリア)■FL:P・ペドロサ(1分38秒273/ドゥカティ)Moto2■周回数:21周(96.432 km)■コースコンディション:ドライ■予選 気温:19度/路面温度:24度■PP:D・モレイラ(1分41秒168/カレックス)■FL:#95 C・ベイヤー(1分41秒225/カレックス)
REPORT https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2025/rd21/ -
全日本トライアル選手権 電動トライアルバイク「TY-E 3.0」が、黒山選手とIAスーパーで史上初のチャンピオンを獲得
2025年11月2日(日)、大阪府大阪市中央公会堂前中之島通りを舞台に、全日本トライアル選手権の最終戦となる第8戦City Trial Japan大会が開催され、ヤマハ発動機株式会社の電動トライアルバイク「TY-E 3.0」が、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の黒山健一選手と今季4勝目をあげ、国内最高峰のIAスーパーで電動トライアルバイクでは史上初となるチャンピオンを獲得しました。
初代「TY-E」は2018年、EV開発の課題である「コンポーネントの高出力小型軽量化」、「意のままに操れる運転のし易さ」を克服すべく、競技用トライアルモデルに着目した研究開発の中で誕生しました。2018・2019年はその成果を確認すべく、黒山選手とトライアル世界選手権TRIAL Eクラスに参戦し、2年連続でランキング2位を獲得した後、活動を休止しました。 2022年には、カーボ