【ニュースレター】衛星通信でさらに拡がる空のソリューション
離島の朝獲れ鮮魚を、その日のうちに首都圏へ
長崎県の離島で水揚げされた朝獲れの鮮魚を、その日のうちに首都圏の飲食店へ。写真は、日本航空(株)が2月中旬に実施した貨物輸送の実証実験の模様です。産業用無人ヘリコプター(以下・無人ヘリ)による目視外飛行と、陸送およびJAL定期便を連携させ、高級魚クエなど約20kgの海産物を上五島町から都内のレストランに届けました(動画:
JAL on YouTube)。
上五島空港と九州本島(西海市)間35kmの輸送を担ったのは、当社製産業用無人ヘリ「FAZER R G2」。離陸及び着陸の操作は現地で行ったものの、海上フライト中は衛星通信を経由して静岡県浜松市の当社事業所から遠隔操作。事前にプログラムされた航行ルートを高度100mで飛行しながら、機体から発信されるデータや映像を基にオペレーションを行い、計画した約40分間で輸送を完