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「Monster Energy Yamaha MotoGP」、インドネシアで新シーズンに向け始動 MotoGP世界選手権

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「Monster Energy Yamaha MotoGP」、インドネシアで新シーズンに向け始動 MotoGP世界選手権

「Monster Energy Yamaha MotoGP」は、2019年2月4日、インドネシアのジャカルタで体制発表を行い、新しくメインスポンサーとなったMonster EnergyのブラックからYamaha Factory Racingのブルーへのグラデーションに、ブルーのストライプを施した2019年型「YZR-M1」を世界初披露しました。

 発表会の冒頭では、ヤマハ・モーター・レーシング社長兼MS統括部長の辻幸一、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ディレクターのリン・ジャービス、Monster Energy Companyスポーツ・マーケティングの副社長であるM・コビントン氏が登壇。新体制で迎える2019シーズンのスタートを直前に控えての準備状況などを語ると、バレンティーノ・ロッシ選手とマーベリック・ビニャーレス選手も加わり、2日後に迫ったテストに向けた意気込みを話しました。
 また、Monster Energy Companyチェアマン兼CEOのR・サックス氏がビデオメッセージで新チームの発足を伝え新しいチームカラーを披露し、ロッシ選手とビニャーレス選手が「YZR-M1」を紹介しました。

 2019年型「YZR-M1」にはMonster Energyブランドと、昨年同様、PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing、Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.、Yamaha Motor Philippines, Inc.、Thai Yamaha Motor Co., Ltd.のスローガンロゴを表示します。この他、「Monster Energy Yamaha MotoGP」は、多くのスポンサーやパートナーと契約更新をしており、3月の開幕戦、そしてチャンピオン獲得に向け一丸となって臨みます。

 

 

バレンティーノ・ロッシ選手談(Monster Energy Yamaha MotoGPライダー)

「新しいシーズンのためのマシンやチーム体制、すべてのものをはじめて皆さんにお見せする機会であるチームプレゼンテーションをいつも楽しみにしています。ここ数ヶ月はリラックスする時間を持ったりトレーニングをしたりして過ごしました。このイベントは新しいシーズンのスタートが間近に迫っているという合図でもあり、ファンの皆さんと同じように今はシーズン開幕が待ち遠しい気持ちです。セパンテストは、ヤマハが冬の間に行ってきた仕事のすべてをひとつに揃えて、はじめて試す非常に重要な機会です。昨シーズンは終盤にかけて少しずつ調子が上がってきましたが、そこからさらに大きく2・3歩の前進を期待しています。またMonster Energyが今年、新たに私たちのチームに加わってくれたことをうれしく思います。長年にわたりヤマハと私をサポートしてくれているので、すでにお互いによく理解し合い、レースに対する情熱を分かち合っています。最後に新しいシーズンを待ちわび、再びM1に跨る日を楽しみにしてきました。今は例年以上に好調で、ハードワークをして昨年以上の成績を目指し、もう一度トップに立ちたいという強い決意にあふれています」

マーベリック・ビニャーレス選手談(Monster Energy Yamaha MotoGPライダー)

「昨年に比べとてもたくさんの変更があるため、今年のチームプレゼンテーションは特別なものとなりました。特にチームとマシンのカラーが大きく変わり、私はそれを見た瞬間から新しいシーズンのスタートが楽しみになりました。新しいメインスポンサー、新しいチームカラー、そして個人としてはゼッケンナンバーも新しくしているため、まさに新しい幕が開けるという気持ちです。この数ヶ月間は、2019シーズンに向けた準備を整えてきました。リラックスする時間をとって英気を養いながら、多くの時間をトレーニングに割いてきたので、M1に乗る準備はできています。昨シーズンは、開幕時よりも調子を上げて終えることができました。この勢いを止めることなく開幕戦カタールに備えることが重要ですが、自分たちの状態と立ち位置を知るための最初の機会がセパンテストです。大いに期待しており、その時がくるのを楽しみに待っています。モチベーションに変わりはありません。新しいシーズンにすべてを賭けます」

辻幸一談(ヤマハ・モーター・レーシング社長兼MS統括部長)

「新しいメインスポンサーであるMonster Energyとともに、新たなスタートを切れたことをうれしく思います。当社とはまったく異なるブランドですが、すばらしいレースの歴史をともに切り拓き、MotoGPにおいてもその経験を共有していきたいと考えています。当社は今年、様々な体制変更を行い非常に重要な一歩を踏み出します。新しいカラーリングにもそれを反映しており、ここでマシンと新しいチームロゴを披露したときには参加していただいた皆様の興奮が伝わってきました。これはとても大切なことです。2019年のMotoGPに向けて準備を進めていくなかで、勝利への意欲を高めるためには、このようなことが原動力となるからです。今のこの瞬間からチームは新しいシーズンをスタートします。傑出した才能を持つロッシ選手とビニャーレス選手が成功をつかみとるために力を尽くし、スポンサー、パートナー、ファンのサポートによって、必ずまた勝利を得られると確信しています」

リン・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)

「この新たなスタートを宣言するには、このような特別なイベントこそがふさわしいと思います。チームは今回、インドネシアへやって来ました。この市場はヤマハとそのグループにとって非常に大切で、現地のファンやメディアのMotoGP熱が、その重要性をより一層、高めています。アジアの中央というロケーションに加え、最初の公式テストが行われるマレーシアにも近く、チームの新たな船出に適した場所です。ヤマハとMonster Energyのコラボレーションは長く続いてきました。2013年からMotoGPのヤマハファクトリーチームのオフィシャルスポンサーであり、今年からメインスポンサーとしてさらに近い関係になります。Monster Energyはファンに刺激的な体験を提供することに長けており、それはヤマハが追求していることと同様です。来たるシーズンで私たちは、強烈な印象を刻みつけたいと考えています。そしてこの新たなチャレンジをファンの皆様と共有し、心から楽しんでもらえるシーズンにしたいと思っています。新しいチームロゴとカラーリングを発表しましたが、とくにマシンに施したブラックからブルーへのグラデーションは、Monster EnergyとYamahaとの関係をビジュアル化したものです。セパンでのテストからいよいよ仕事がはじまります。チームもライダーも、そしてファンの皆様も、MotoGPの再開を待ち望んでいるに違いありません」

マッシモ・メレガリ(Monster Energy Yamaha MotoGPチーム・ダイレクター)

「まず初めに、この式典に出席できなかったことをお詫びいたします。チームがMonster Energyとともに新たなスタートを切るこの機会に参加したかったのですが、すぐにセパンテストがはじまるため、ヤマハスタッフ、そして今年から新たに加わった数名を含めたチームスタッフとともに準備を進めることを選択しました。先程もお話ししたように、私たちはまったく新しいスタートを切ります。新しいはじまりにはいつも興奮があるものですが、チームスタッフもライダーもシーズンの開幕を心待ちにしています。昨年末にはバレンシアとヘレスで、すでに今シーズンのための基礎を築きました。そのときに挙げたいくつかの選択肢を、セパンテストで確定したいと考えています。2019シーズンの成功へと向かう、重要な最初の一歩になるでしょう」

 

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