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両ヒートでのポディウムフィニッシュを果たした#89 J・ファン・フォルベークとYZ450FM
両ヒートでのポディウムフィニッシュを果たした#89 J・ファン・フォルベークとYZ450FM

ニュース -

モトクロス世界選手権 MXGP Rd.03 3月19日 アルゼンチン

RACE DATA

■大会名称:2017年第.3戦アルゼンチンGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2017年3月19日
■開催地:パタゴニア(1,550m)
■観客数:29,500人

REPORT

ファン・フォルベークがアルゼンチンGPでポディウムフィニッシュ!

全19戦で争われるFIMモトクロス世界選手権。その第3戦アルゼンチン・グランプリがパタゴニアで開催された。Monster Energy Yamaha Factory Racing MXGPのライダー、ファン・フォルベークがYZ450FMに駆って総合2位表彰台に立った。フェーブルは、スタート時のクラッシュを2度繰り返すも、29,500人のファンを前に、両ヒートをそれぞれ4位/8位に入り、総合5位となった。

MXGPは、ヴィラ・ラ・アンゴス・トゥーラという小さな村近くの、コレントソ湖とナウエル・ウアピ湖畔の緑に包まれたサーキットにて開催。ワイドな高速コースは、黒く、粒子の荒い火山性土で覆われ、ライダーには慎重さが要求された。

ファン・フォルベークはYZ450FMを駆り、トリッキーなダートと極端にバンピーな路面をマスター。昨日の予選レースで完璧な走りを見せて2位に入り、30分プラス2周で争われるアルゼンチンGPのスタートポジションを上位で選んだ。そして本戦の第1ヒートはまずまずのスタートを見せると、ターン1からタイトなラインをキープし、4人のライダーを一気にパスした。ディフェンディングチャンピオンのT・ガイザーの背後に迫り追撃するも、ファン・フォルベークは2位でフィニッシュした。第2ヒートでも、好スタートを決めると見事な追い抜きを見せて3位でフィニッシュ。これによりファン・フォルベークは2015年のロンバルディアGP以来となるMXGPトップ2フィニッシュを達成した。

今シーズンの巻き返しを誓ったフェーブルは計時プラクティスで最速タイムを記録するも、他と絡むクラッシュの影響で、10位で予選を終える。第1ヒート、フェーブルは、スタート直後はトップ15圏外に沈むも最速ラップを記録するなど果敢に追い上げ、4位でフィニッシュラインを通過。第2ヒート次のレースでは終盤のミスにより8位となったが、これがなければさらに良い位置でゴールしていたと思わせる走りを見せた。フェーブルの総合結果は5位となった。

Wilvo Yamaha Official MXGPのトヌスはコースのトリッキーな土を攻略し、予選レースでは4位に入る。チームメイトのシンプソンは、もっとわだちがあるようなテクニカルなコースを好むことを認め、8位に入った予選に手ごたえを感じていた。トヌスは、第1ヒートをフットペグのトラブルからリタイアに終わる。シンプソンは10位でフィニッシュ。そして第2レースではチームメイト同士の接近した走行時に、両者は接触して転倒。ともに再走するも、それぞれ11位と13位でフィニッシュした。総合成績ではシンプソンが12位、トヌスが15位となった。

次戦のFIMモトクロス世界選手権は4月2日、メキシコのレオンで開催される。

COMMENT

ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(2位/3位:総合2位)

「チームとともにバイクにいくつか改善を加えて、やっと本来の自分を取り戻した。とてもやりやすい環境で、レースに勝つ準備ができつつある。一部の場所を除いて今回のコースのコンディションはすごく良かった。すごく良い仕事をした主催者には、感謝している。チームとチーム関係者にももちろん感謝している」

ロマン・フェーブル選手談(4位/8位:総合5位)

「自分の速さは良かったと、満足している。第1ヒートではスタートの16位から4位まで挽回した。第2ヒートも速さは良かったし、2位まで行けると感じていた。コーナーで両輪がスライドしてしまって、バイクをキープできずにクラッシュして順位を落としてしまった。普段通りに走れれれば、すべては大丈夫だと思っている。」

ショーン・シンプソン選手談(10位/13位:総合12位)

「ウォームアップでは走りがちょっと鈍い印象で、スタートも良くなかったけど、10位まで追い上げた。ポイントを獲得することができたので、それについては満足している。第2ヒートではやる気が空回りしたのかトヌスと絡みバイクがストールしてしまった。20位圏外から追い上げて13位でフィニッシュし、トヌスは11位。どんどん自分の調子は上がってきているので、この先数週間こつこつと続けるのが楽しみだ。」

アーヌー・トヌス選手談(33位/11位:総合15位)

「間違いなくハードな一日だった。このコースでは自分の速さとフィーリングで、トップ5以内に入ることは可能だと感じていたので、ちょっと残念でした。でも、これもスポーツの一部だと思っているし、自分の走りは満足できるものだった。1周目にショーンとクラッシュしたけど、11位まで挽回したのでライディングはポジティブにとらえている。結果をポジティブに受け止めて、メキシコではもっと良い成績を残すことに期待している」

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