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MotoGP世界選手権 Prima Pramac Yamaha MotoGP、イタリア・シエナで2026年シーズンをスタート

 2026年1月13日、イタリア・シエナの観光スポット、カンポ広場近くのキジアーナ音楽学院で、「Prima Pramac Yamaha MotoGP」が2026年シーズンのチーム体制発表会を開催しました。

 キジアーナ音楽学院は世界で最も権威ある音楽大学の一つで、1923年、街の中心部となる歴史的建造物のなかに設立されました。シエナもまた象徴的な場所で、ここには明確なビジョンと献身的な取り組みでレーシング・プロジェクトの成長をけん引してきたPramac社の本社があります。

 建設機器の製造を手がける同社は今年、創立60周年とともにMotoGP参戦25周年の節目を迎えます。すべての挑戦のスタート地点であるこの地が体制発表会の会場に選ばれました。

 Pramacとヤマハ発動機とのパートナーシップは昨年スタートし、今後の発展に向けた重要な基盤を構築しました。「Prima Pramac Yamaha MotoGP」は、ヤマハ発動機のファクトリーチームの一つとして、2026年を見据えて活動してきました。チームをトップに押し上げるために積極的に貢献することが両社共通の目標となっています。

 プロジェクトの重要な柱となるのが昨年も同チームで活躍したジャック・ミラー選手です。豊富な経験を活かして貴重な知見をチームに提供し、マシン開発とレース・パフォーマンスの両面で重要な役割を担います。新たにチームメイトとなるトプラック・ラズガットリオグル選手は、スーパーバイク世界選手権で3度チャンピオンに輝き、トルコ人ライダーとして初めて世界選手権の最高峰クラスに参戦することになりました。華麗で直観的なライディング・スタイルで知られ、注目を集めています。

 安定感もチームの強みの一つです。長年にわたり結束力、効率性を築き、共通の目標を持ってともに仕事に取り組んできたスタッフが、引き続きチームを運営していきます。

 プロジェクトの中核となるパートナーシップも継続されます。イタリアの保険代理店Prima Assicurazioni(プリマ・アッシクラツィオーニ)社がチームのタイトル・スポンサーとなり、ヤマハとの長期プロジェクトを引き続き支援します。

パオロ・カンピノーティ(Prima Pramac Yamaha MotoGPチーム代表)
「2026年シーズンは、チームがMotoGP世界選手権参戦25周年を迎える節目の年となります。この間に多くの感動、挑戦、成長を経験し、今日の強固で決意に満ちたチームを作り上げてきました。希望に満ちたヤマハとのパートナーシップのなかで、今後も進化を続けていきたいと強く願っています。
プロジェクト2年目を迎えるに当たり、チームの総力を結集して新たなチャレンジに立ち向かいます。さらなる発展に向けて安定と自信を与えてくれるプリマ・アッシクラツィオーニ社の継続的な信頼とサポートに感謝しています。
トプラック・ラズガットリオグル選手の加入を歓迎し、その才能とPrima Pramacカラーに身を包んだ素晴らしいライディングを見るのを楽しみにしています。また引き続きともに戦ってくれるジャック・ミラー選手にも感謝しています。チームの目標達成には彼の経験と貢献が不可欠です」

パオロ・パヴェジオ(Yamaha Motor Racingマネージング・ディレクター)
「Prima Pramac Yamaha MotoGPとのプロジェクトはヤマハのレース戦略の中核であり、最高峰クラスにおける成長・活躍・革新を目標とした長期的な取り組みを具現化するものです。パートナーシップ初年度には人材確保をはじめプロジェクトの進め方や技術的な方向性の統一を図り強固な基盤を築きました。2年目も一貫性を持って発展と体制強化を重点にトップへの返り咲きを目指します。
ジャック・ミラー選手はチームにとって非常に大きな財産です。彼の豊富な経験、技術的フィードバック、競争心の強さなどが、マシンの進化やチーム全体のパフォーマンスを支える重要な鍵となるでしょう。またトプラック・ラズガットリオグル選手の加入は、ヤマハのレース・ビジョンをより一層拡大する上で重要かつ刺激的な一歩となります。持ち前の才能とキャラクターは皆さまもご存知の通りですが、MotoGP転向には時間と忍耐、そして適応性が求められます。新たな挑戦のなかで学び、成長し、徐々にポテンシャルを発揮できるよう最適な環境を整えることが私たちの目標です」

ジーノ・ボルソイ(Prima Pramac Yamaha MotoGPチーム・マネジャー)
「ヤマハとのパートナーシップ2年目は彼らの技術哲学の転換期と重なり、極めて重要なものとなります。ヤマハはニューエンジンの開発において前進を遂げ、同時に、私たちが迅速かつ効果的に適応できるよう全面的にサポートしてくれています。
2026年はさまざまな面で新たなスタートとなります。ミラー選手は変わりませんが、マシンの変更とラズガットリオグル選手の加入によって新たな課題と、さらなる成長が提示されることになります。非常にエキサイティングな段階を迎えており、経験と適応力が鍵を握ることになるでしょう。
ライダー・ラインアップのポテンシャルを強く確信しています。ミラー選手についてはV型エンジンを含めた豊富な経験がマシン開発に重要な価値をもたらすでしょう。一方でラズガットリオグル選手にはニューマシンやニュータイヤ、そして新しい挑戦となるMotoGPに慣れるための時間が必要ですが、彼は並外れた才能の持ち主であり、シーズン序盤から私たちを驚かせてくれるに違いありません。
ヤマハを本来あるべき場所へ戻すという強い決意がチーム内にあふれています。彼らの献身と私たちの強固な体制、そして二人のライダーの才能を携えてともに成長し、“Revs Your Heart”のスローガンを体現できると確信しています」

ジョージ・オーターハイカル(Prima Assicurazioni社CEO)
「MotoGP参戦25周年という特別なシーズンにPrima Pramac Racingとしてともに戦えることをとてもうれしく思います。またここ数年の経験のなかで大きな仕事を成し遂げ、その象徴として2024年にはライダー・チャンピオンを獲得できたことを誇らしく思います。同様に、ヤマハという象徴的ブランドをMotoGP世界選手権のトップに復帰させるという新たなチャレンジにも誇りを感じており、チームスピリットや献身性、革新性をもって結束し、新たな時代を切り開いていきたいと思います」

ジャック・ミラー選手(Prima Pramac Yamaha MotoGPライダー)
「昨年と同じチーム、同じクルーとともに新たなシーズンを迎えられるのはうれしいことです。パドックでは継続性が非常に重要で、チームの顔ぶれはもちろん、仕事観や方向性を理解し合っていることが大きな違いを生むのです。昨年はまさに学びの年でした。良い時も悪い時もありましたが、最終的にはチームとともに強固な基盤を築くことができ、シーズンが進むにつれてマシンへの適応や分析を心から楽しめるようになっていきました。今シーズンはV4エンジンが投入され、また新たな挑戦がはじまります。強い信念をもって、このエキサイティングなプロジェクトに臨むつもりです。Prima Pramac Yamahaに残り、今年もチームとともに戦えることを誇りに思います。どこまでやれるか楽しみです」

トプラック・ラズガットリオグル選手(Prima Pramac Yamaha MotoGPライダー)
「Prima Pramac Yamaha MotoGPの一員として、ここにいられることをとてもうれしく思います。チームの歴史やヤマハとの強固な絆が、加入を決断する重要な鍵となりました。私のレースキャリアにおける新たな章のはじまりであり、長期的な成長を念頭に正しく着実に進んで行くことが目標です。V4エンジン搭載のYZR-M1の最初のテストは概ね良好でした。とくに加速やコーナー出口で好感触を得ることができました。
しかしながら、まだはじまりに過ぎません。MotoGPにおいては継続的な取り組み、データ共有、段階的改善によって真のパフォーマンスが生まれます。私たちはまさにそれを目指しているのです。今シーズンの最大の目標は発展と成長です。レース毎にマシンや競技への理解を深め、1年を通して安定性を培い、MotoGPに適応していきたいと思っています。どんなときも結果は重要ですが、現段階では常に正しい方向へと進み続けることを最優先に考えています。Prima Pramac Yamaha MotoGPは非常に強力で意欲的なチームです。彼らの信頼をありがたく思っていますし、新プロジェクトをサポートしてくれるヤマハにも心から感謝しています。
1ラップごとに学ぶ姿勢を持ち、今まで同様、コース上で100%の力を注ぎます。長いシーズンになりますが、忍耐と献身、チームワークを持ってすれば良い方向へ進めると信じています。新たな挑戦を楽しみ、レース毎に前進していきたいと思います。ヤマハ、チーム、サポートしてくださる皆さま、そしていつもそばで支えてくれるケナン・ソフォーグルに感謝します。サーキットで会いましょう」

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