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ニュースアーカイブ

  • 電磁誘導による自動運転で坑道を走るヤマハランドカー

    【ニュースレター】坑道見学で活躍する「低速電動モビリティ」

    トロッコに代わる移動手段を
     鉄と魚とラグビーの町、岩手県釜石市――。北上山地の西部に位置する釜石鉱山は、良質な鉄鉱石の産地として明治時代から栄えてきました。1993年に大規模な採掘は終了しましたが、いまでは地下水力発電所による発電や、岩盤から湧き出すミネラルウォーター「仙人秘水」の産地として注目を集めています。
     写真は、釜石鉱山(株)(https://www.sennin-hisui.com/) が管理する坑道の現在の姿です。アリの巣のように伸びる坑道内は、一年を通して湿度90%、気温10度という厳しい環境。その中を当社製の5人乗り電動ランドカーが、ビジネス視察に訪れる皆さんや社会科見学の子どもたちを乗せて、ゆっくりと一定の間隔を保ちながら進んでいきます。
     「昨年、電動カートを導入するまでは、枕木の上にレールを敷いてバッテリー式のトロッコを走らせていました」。こう話

  • MotoGP世界選手権 WithU Yamaha RNF MotoGP Team、2022年の体制を発表

    MotoGP世界選手権 WithU Yamaha RNF MotoGP Team、2022年の体制を発表

     2022年1月24日、「WithU Yamaha RNF MotoGP Team」が、イタリア・ヴェローナのフィルハーモニック劇場でイベントを開催し、2022年型「YZR-M1」とともにチーム体制を発表しました。
     イベントでは、タイトルスポンサーとなったヨーロッパエナジーグループ「WithUブランド」のマテオ・バラリン社長をはじめ、RNF MotoGPの創設者でチーム代表のラズラン・ラザリ氏、チーム・マネジャーのウィルコ・ズィーレンベルグ氏、MotoGPライダーのアンドレア・ドビツィオーゾ選手とダリン・ビンダー選手が出席。同チームのソーシャルメディア・チャネルをフォローする膨大な数のバーチャル・オーディエンスも巻き込み、エキサイティングでユニークな雰囲気の中で行われました。
     最高峰クラスに参戦するドビツィオーゾ選手はMotoGPで合計15勝をあげ、ランキング2位を3回獲得

  • MotoGP世界選手権 Monster Energy Yamaha MotoGPが連覇に向けて始動

    MotoGP世界選手権 Monster Energy Yamaha MotoGPが連覇に向けて始動

     2022年2月4日、「Monster Energy Yamaha MotoGP」は、オンラインによるチーム・プレゼンテーションを行い、ロードレース世界選手権MotoGPでの連覇を目指し2022シーズンを正式にスタートしました。
     プレゼンテーションでは、新たにヤマハ発動機株式会社のMS開発部部長に就任した鷲見崇宏、「Monster Energy Yamaha MotoGP」のチーム代表でヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービス、「Monster Energy Yamaha MotoGP」のチーム・ディレクターであるマッシモ・メレガリ、ライダーのファビオ・クアルタラロ選手とフランコ・モルビデリ選手、そしてMonster Energyのスポーツ・マーケティング担当シニア・バイスプレジデントのミッチ・コビントン氏が、昨年までの成功と2022年の可能性につい

  • 【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.171(まとめ)

    このニュースレターは、1月11日、17日、および24日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
     
    【社会】課題と向き合う人びとを描くSDGsムービー
    当社のウェブサイトで公開中のSDGs映像シリーズ「FIELD-BORN」は、社会課題の解決に向けたさまざまな取り組みを紹介するコンテンツです。そのVol.1では、地域のお年寄りや観光客の皆さんの移動手段として活躍する、広島県福山市のグリスロタクシーの事例を紹介しています。「愛する故郷の暮らしに、あと少しだけ移動の便利さを加えたい」と願う、地域に根差したタクシー会社の取り組みをご覧ください。
    (この記事を読む)  
    【技術】仲間とともに広げる「100%水素エンジン」の可能性
    当社をはじめとする自動車関連会社5社は、昨年11月、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる共同研究の可能性

  • グラベルバイク「WABASH RT」(3月10日発売)

    【ニュースレター】カジュアルに「グラベル」を楽しむ e-Bike を提案

    欧米で人気を集める「グラベルバイク」
     「グラベル(gravel)とは、砂利を意味する英語です。このグラベルロード(未舗装)を楽しむスタイルが、いま欧米の自転車ファンの間で急速に人気を高めています。クルマで言えばSUVに近いかもしれません。カジュアルなマインドとファッションで、グラベルを楽しむ愛好者が広がっています」
     1月中旬に開かれた「新型電動アシスト自転車(e-Bike)発表会」。このトークセッションで「グラベル」という聞き慣れない言葉について説明を加えたのは、3月10日に発売を控えた新製品「WABASH RT(ワバッシュ アールティ)」の商品企画を担当した黒沢大介さん(当社SPV事業部)です。「WABASH RT」は、日本ではまだなじみの薄い「グラベル」の楽しみ方を広く提案するe-Bikeです。
     グラベルライド愛好者の多い欧米では、自転車にキャンプ道具を積んで冒

  • 90度V型5.0リッターDOHC 32バルブの高性能エンジンを水素化

    【ニュースレター】仲間とともに広げる「100%水素エンジン」の可能性

    「内燃機関にこだわり」を持つ会社
     「当社は、2050年にカーボンニュートラルの実現を目指しています。その一方で、社名に“発動機”とあるように、内燃機関への強い思いとこだわりを持った会社でもあります」(当社・日髙祥博社長)
     昨年11月、カーボンニュートラルの実現に向けて、川崎重工業(株)、(株)SUBARU、トヨタ自動車(株)、マツダ(株)、そして当社の5社は共同発表を行い、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる共同研究の可能性について検討を開始しました。その会場で披露したのが、トヨタ自動車からの委託により当社が開発した写真のV型8気筒水素エンジンです。「レクサスRC F」などに搭載される5.0リッター・エンジンをベースに、インジェクターやシリンダーヘッド、サージタンクなどを改良したこの水素エンジンは、最高出力335kW/6,800rpm、最大トルク540Nm/3,600rp

  • ヤマハ発動機とFREAK’S STOREが新型e-Bikeを通じたコラボレーションを展開!

    ヤマハ発動機とFREAK’S STOREが新型e-Bikeを通じたコラボレーションを展開!

     モーターサイクルや電動アシスト自転車事業などを展開するヤマハ発動機と、アパレル販売などライフスタイル事業を展開する株式会社デイトナ・インターナショナルのセレクトショップ「FREAK’S STORE」は、このたび、ヤマハ発動機の新型e-Bike(電動アシスト自転車)2モデル「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」の投入に合わせて、コラボレーションを行います。今回のコラボレーションは、積極的に楽しむ生活体験者=「FREAK」に向けて、「ファッション」「モビリティ」を軸に、郊外でも街中でも、ちょっとだけ生活に彩りを加える新しいスタイルを提案したい両社の思いが重なり実現しました。
     
    ■コラボレーション概要
     今回のコラボレーションでは、ヤマハ発動機の新型e-Bikeをベースに、FREAK’S STOREプロデュー

  • 当社ウェブサイトの新コンテンツ「FIELD-BORN」

    【ニュースレター】課題と向き合う人びとを描くSDGs ムービー

    「移動の便利さ」で地域の課題に応えたい
     広島県福山市の東部、鞆の浦地区。狭い石畳の道をゆっくり走るのは、当社製のグリーンスローモビリティ※(通称グリスロ)「AR-05」です。全国初の「緑ナンバーをつけたグリスロタクシー」として2019年に運行を開始して以来、地域のお年寄りや観光客の皆さんに愛され続け、すっかり歴史ある港町の風景に溶け込んでいます。
     「鞆の浦の人口は、この30年間で半減しました。また、住民の約半数を65歳以上が占める典型的な過疎・高齢化地域でもあります」。こう話すのは、アサヒタクシー(株)代表の山田康文さん。グリスロを用いた鞆の浦の活性化について、「祖父の代から地域の二次交通を担ってきた者として、この町が抱える課題を解消するために貢献したいという思いをずっと持っていた」と、その動機を話します。
     当社のウェブサイトで公開中のSDGs映像シリーズ「FIEL

  • 【ニュースレター】はい、ヤマハ発動機 広報です。No.170(まとめ)

    このニュースレターは、12月3日、9日、13日、および24日に配信した内容をPDFファイルにまとめてご案内しているものです。
     
    【社会】社会課題の解決に向けた特例子会社の挑戦
    中古パソコンの裏ぶたを開け、リユースのためのSSD換装作業に取り組んでいるのは、当社の特例子会社、ヤマハモーターMIRAI(株)の従業員です。同社では、オフィスサポートや清掃、部品包装といったこれまでの業務に加え、新たにPCの再生業務をスタートさせました。このスキームを軌道に乗せることができれば、「全国の特例子会社の新規事業に応用できる」と期待を広げています。
    (この記事を読む)  
    【製品】国内初ゼロエミッションマリーナに「HARMO」登場
    日本初となる自然エネルギーで稼働する「ゼロエミッションマリーナ」のモデル基地(大阪府)で、次世代の電動操船システム「HARMO(ハルモ

  • 選手、スタッフ、フロント一丸で「日本一のプロラグビークラブ」を目指す

    【ニュースレター】意識変革!企業チームから「日本一のプロクラブ」へ

    「プロクラブ」としての意識変革
     「僕らのビジョンは、はっきりしています。それは静岡から世界を魅了する、日本一のプロフェッショナルラグビークラブをつくること。静岡県の皆さんや幅広い支援企業の皆さんに、僕らはどんな貢献ができるのか? 選手同士で話し合いを重ねることで意識もがらりと変わりました」
     2022年1月7日に開幕する新リーグ、ジャパンラグビー リーグワン。ヤマハ発動機ジュビロを前身とする静岡ブルーレヴズは、12チームで構成される最高峰のディビジョン1に所属し、開幕戦ではトヨタヴェルブリッツと対戦します。
     新時代の幕開けを前に、クラブの未来を冒頭のように語ったのはロックの桑野詠真選手。昨季は開幕前に靭帯断裂の大けがを負いリハビリに明け暮れただけに、新リーグにかける思いも人一倍強いようです。
     桑野選手は、当社社員としてコーポレートコミュニケーション部に所属し、

  • 危機管理産業展に出展した発電機のコンセプトモデル

    【ニュースレター】平時に楽しみ、有事に役立つ。防災スタイルの新提案

    遊んで備える「PLAY SURVIVE」
     「発電機を購入しましたが、まだ一度も箱から出していません。いざという時にきちんと動きますか?」。当社のカスタマーコミュニケーションセンターに寄せられたお客さまからの問い合わせです。
     東日本大震災が発生した2011年以降、防災目的で発電機を購入されるお客さまが増え、冒頭のような質問や相談が入るようになりました。建築現場などのプロユースとは異なり、防災目的で購入された発電機は長期間にわたり格納されているケースが多く、平時の出番はあまり多くありません。「ですから大きな台風などが通過すると、『動かない』『動かせない』というお客さまからのお問い合わせをいただくことがあります」(ヤマハモーターパワープロダクツ(株)国内営業部 原田靖也さん/写真左)
     「遊んで 備える PLAY SURVIVE」――。これは今秋開かれた国内最大級の防災見本

  • 楽しく、快適に静かに操船できる次世代操船システム「HARMO」

    【ニュースレター】国内初ゼロエミッションマリーナに「HARMO」登場

    ゼロエミッションを実現したモデル基地
     さる11月10日と11日の2日間、日本で初めてとなる“自然エネルギーで稼働する”「ゼロエミッションマリーナ」のモデル基地の内覧会が大阪府堺市で行われました。そのなかで、当社が開発した次世代の電動操船システム「HARMO(ハルモ)」の走行会を実施しました。
     堺市の旧堺港に位置するクリエイションマリーナ内に設置されたこのモデル基地は、水上交通手段としての電動船の普及、マリーナ周辺施設の電化等を目指すEV船販売株式会社(東京都/工藤清人代表取締役)が、2025年に開催される大阪・関西万博の開催に向けた取り組みとして、国内28社の企業・団体の協力を得ながら完成させたもの。マリーナ内の電源は、すべてを自然エネルギーによる発電と蓄電によって確保し、桟橋に係船した電動の小型船舶に非接触でワイヤレス充電するシステムを設置するなど、文字通り「ゼロエミッシ

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